シャーロック・ホームズ 絹の家

アンソニーホロヴィッツ【著】, 駒月雅子【訳】

• 販売会社／発売会社: 角川書店/角川グループホールディングス
• 発売年月日: 2013/04/30
• JAN: 9784041104514

商品レビュー

2024/07/28

時を経て出されたシャーロックホームズの続編だがアンソロジー的な雰囲気はどうしてもあり、コナンドイルによる本物のシャーロックホームズとは少し違和感がある。実際のホームズものの長編小説はホームズの活躍が想像よりも短かった印象がある。だがそれがかえってホームズの超人的な推理力を感じられた。一瞬で全ての真相に行き着いてしまうのだ。絹の家では、現代的な推理ものの流れを感じた。実は関連のない二つの事件が進行してること、二転三転するスピーディな展開など。それが決してつまらないわけではない。推理物として十分に面白かった。ただ、コナンドイルのホームズの魅了には敵わなかったというだけで。

2024/01/02

ホームズ死後の回顧録、社会的に衝撃的な事件であり百年後に開封するよう指示した。アメリカのギャング団から命を狙われた美術商からの相談、捜索を依頼した少年団の少年が行方不明となり殺される。ホームズが少年の姉を射殺した罪で逮捕される。

シャーロックホームズを読んだのはずいぶん昔ですが、こんな感じだったなと思いました。関係者が沢山出てきて、懐かしく楽しめました。

2023/10/30

シルクのリボン。警告として、随分と前に受け取っていたけど、他の事件に忙殺されて、詳しく見なかった。
さて。
ストーリーの三分の一くらいから急に盛り上がってる（僕の中だけど）。
少年は骨を一本一本折られて拷問されて、殺された。
許すことはできない。
殺人の疑いで拘束される。ワトソンはマイクロフト（ホームズの兄）になんとかしてくれと談判しにいくのだが。
ジェイムズ・モリアーティー教授（Professor James Moriarty）にワトソン、会う？！
回収しすぎって、あるかもしれない。
いまだに、ドラッグと少年愛が根強いとは。