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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | プレジデント社 |
発売年月日 | 2013/04/24 |
JAN | 9784833420426 |
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商品レビュー
3.8
19件のお客様レビュー
【腹減り度】 ☆☆☆ 【食べ物の割合】 ☆☆☆☆ 【1番美味しそうだったもの】 解説にて平松洋子さんが書いたハルノ宵子さん作のコロッケ *感想* 父、吉本隆明さんがdancyuで連載していたエッセイに娘であるハルノ宵子さんが1話1話ツッコミをいれ内容を補完するという面白い形式の...
【腹減り度】 ☆☆☆ 【食べ物の割合】 ☆☆☆☆ 【1番美味しそうだったもの】 解説にて平松洋子さんが書いたハルノ宵子さん作のコロッケ *感想* 父、吉本隆明さんがdancyuで連載していたエッセイに娘であるハルノ宵子さんが1話1話ツッコミをいれ内容を補完するという面白い形式のエッセイ。 ハルノさんが書いているように後半になるとネタが尽きたのか、所々食エッセイじゃなくなっていた。 美味しい食べ物エッセイというよりは家族の思い出を綴ったものだと思う。老いたる自分の味覚(舌)を徹底して信用していない吉本さんの姿勢が可笑しい。ハルノ宵子さんの鋭いツッコミは肉親だからこそだよなぁと思う。1番好きだったのは「このころになると父の文章は、もはや食べ物の話ですらない。老人の“ボヤキ部屋”だ。記憶もかなりあやふやになっている。物干し台のあるアパートに住んでいたことなどはない。」という文章。なんかズバっとしてて最高です。
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「戦後思想界の巨人」と呼ばれる思想家だそうだけれど、この本は小難しいお話は無し。 最晩年の連載エッセイに、長女である漫画家ハルノ宵子さんが“家族として”エッセイを併せて載せている。どちらかというとハルノさんのエッセイの方が断然面白い。 下町の商店街での買い食いや、家で作る豚ロー...
「戦後思想界の巨人」と呼ばれる思想家だそうだけれど、この本は小難しいお話は無し。 最晩年の連載エッセイに、長女である漫画家ハルノ宵子さんが“家族として”エッセイを併せて載せている。どちらかというとハルノさんのエッセイの方が断然面白い。 下町の商店街での買い食いや、家で作る豚ロース鍋や、子供時代の食の思い出や、弟の授乳をかすめ飲んだおっぱいの味など、食にまつわる内容だ。イコール“家族”のお話でもある。 でも、『共同幻想論』だの、『マチウ書試論』だの、『転向論』だの、バリバリ思想家の著書は、今後も絶対に手に取ることはないだろうなぁ。
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雑誌dancyuに連載した食べ物のエッセイを長女のハルノ宵子が画・追想を記載。 ☆長女(漫画家らしい)は、両親と一緒に暮らし、最後まで看取った。 やや気取った感もあるエッセイに対し、長女の追想からリアルな姿がかいま見える。
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