紅椿 束縛花嫁 ティアラ文庫

桜千花【著】

• 販売会社／発売会社: プランタン出版/フランス書院
• 発売年月日: 2013/01/17
• JAN: 9784829666388

商品レビュー

2015/03/04

【エロ注意】幼い頃の母親からうけた折檻のせいで愛情表現が歪んだ伸と、彼を受け入れる気丈な娘さんの話。

想像以上にSMチック！
縄にロウソクに……みたいな。
文章は読みやすく、雰囲気がいい感じ。

幼い頃手を差し伸べてくれた５歳の娘さんに恋をして、相手に祝言を誓った婚約者がいるのに偽の契約書を偽造してまで奪っちゃったお話。
伸の事情は分かったけど、主人公に何かしてあげたい感があればさらに良かったかも。
例えば主人公のために毎日部屋にお花を密かに運んでたり、プレゼント選びに実は苦労してたりとか、そういう可愛く一途な面があったり。
何か一緒にやるイベントでエロ以外の愛情が見えれば、なおよかったんじゃないか……個人的な意見だけど。

あと、幼馴染のお兄さん不憫すぎ（笑）
主人公がとても芯が強くて好感の持てる子なので、これから先伸をを受け入れて癒してくれるんじゃないかなと思いました。

2014/09/28

表紙が和の緊縛という事もあいまって丸木文華さんの作品に似ている印象。
重い過去を背負うヒーローと、異様な性癖を丸ごと受け止めるヒロインがベストカップル。
情念が強くてソーニャ向き？
A、ろうそく

2013/12/23

【あらすじ】
男は･･･雪の中で幼女と出会った･･･。
男は･･･その幼女に求婚してしまった･･･。
男は･･･幼女からオッケーを貰った･･･。
男は･･･成長した幼女を迎えに行った･･･。
という話。

【感想】
予想以上にＳＭでした。というか、予想してませんでした。
なもんだから、初夜でいきなり「縛りかよ！」ってツッこんじゃった。表紙見たらそういえばＳＭちっく。
一線越えるのがほんとラストあたりって、割と珍しいんじゃないでしょうか。あ、最近のにしては、ってとこで。
別に後ろの穴でズコバコしてるわけでもなく、ほんとに完全にきちんとオチとしてのえっちで、そこらへん、いいなって思いました。
でも予想以上に、ＳＭでした。「狂っている」というよりも、完全にそっちの趣味の人です。そんだけです。狂ってるわけではないです。
あと、挿絵が割と描かれてるのも、あれ、すごいですね。

こういう話では割とよくある流れと後半でしたが、幼馴染みッポーがスキーな私としては、どちらの意味に対してもそれゆえに、それ以外の、後半クライマックスが用意出来なかったんだろうかと思う気持ちもあります。

みんなが幸せになれる世界を求めて･･･。

末永くお幸せに！