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はじめての民俗学 怖さはどこからくるのか ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/08/10 |
JAN | 9784480094827 |
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はじめての民俗学
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
田舎暮らしの経験がなく合理的な考え方をする方だと思っていたが、歳とともに「不可思議」な物や現象、また「畏怖」の感情や人間の根源的感情に興味が引かれるようになった。 本書では、都市民俗について多くを割いているおり、その中に新しい民俗学を発展させて行こうと言う主張が見られる。その視...
田舎暮らしの経験がなく合理的な考え方をする方だと思っていたが、歳とともに「不可思議」な物や現象、また「畏怖」の感情や人間の根源的感情に興味が引かれるようになった。 本書では、都市民俗について多くを割いているおり、その中に新しい民俗学を発展させて行こうと言う主張が見られる。その視点には面白いものを感じた。 ただ、元が筑摩リプリーブックスで中高生向けということもあり、多少物足りなさを感じた。 おそらく人間は長い年月の間、自然との折り合いや、人々のコミュケーションを円滑にするために様々な儀礼を執り行い。その為の場を造りながら生活してきたのだろう。それらの意味を理解し生きていく事ができれば人生、もっと豊かになるだろう。
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図書館より タイトル通り最初の方はケガレやハレといった民俗学の基本用語や重要なテーマを紹介しつつ民俗学の流れや意義なんかが紹介されています。 古い民話を調べるだけの学問、というイメージが強かったので、そうした民話や伝説から何を読み取るか、また都市伝説など比較的最近の伝説...
図書館より タイトル通り最初の方はケガレやハレといった民俗学の基本用語や重要なテーマを紹介しつつ民俗学の流れや意義なんかが紹介されています。 古い民話を調べるだけの学問、というイメージが強かったので、そうした民話や伝説から何を読み取るか、また都市伝説など比較的最近の伝説から何を読み取り、現代に生きる自分たちにつなげていくか、という筆者の意見が個人的には新鮮で面白く感じました。 後半はちょっと内容が専門的になってきて、分かりにくかったのが難点かな。ただ前半を読めば、民俗学に何が求められているのか、なんとなくではありますが、分かるような気がします。
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1991年に刊行された当初は『怖さはどこからくるのか』だったようだが、これだと確かに、本書の内容の一部分しか表していない。 『はじめての民俗学』というタイトルはちょっと柔らかすぎるが、本書はたしかに、若い一般の読者向けに、民俗学の歴史的あらましや、特に興味深いと思われるトピックを...
1991年に刊行された当初は『怖さはどこからくるのか』だったようだが、これだと確かに、本書の内容の一部分しか表していない。 『はじめての民俗学』というタイトルはちょっと柔らかすぎるが、本書はたしかに、若い一般の読者向けに、民俗学の歴史的あらましや、特に興味深いと思われるトピックを拾って平易に解説しており、「民俗学の入門書」としてなかなかふさわしいものではないだろうか。 特に口裂け女など、現代の都市部における民俗的思考を解明していくくだりは面白かった。 その他にも「ケガレ」や「白山」といったテーマについて簡単にまとめている。民俗学に既に詳しい人には簡単すぎるかもしれないが、まだこの世界を知らない若い人に読んでみてほしいと思った。
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