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義母とぼくの秘密 廣済堂文庫
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義母とぼくの秘密 廣済堂文庫

美野晶【著】

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義母とぼくの秘密 廣済堂文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 廣済堂出版
発売年月日 2012/06/16
JAN 9784331614846

義母とぼくの秘密

¥605

商品レビュー

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2012/07/13

多彩なヒロイン達が華を添えているが展開と官能描写がやや単調で画一的

正直なところ、タイトルで示すほどの秘密は無い。32歳の義母と19歳の義息が結ばれるまでの伏線としての軽い嫉妬心が双方に芽生えた末に結ばれる可愛らしいお話である。そして、この可愛らしいという印象は、主に義母のキャラクターに因る。義息を溺愛するものの恥じらいも醸す義母は確かに可愛らし...

正直なところ、タイトルで示すほどの秘密は無い。32歳の義母と19歳の義息が結ばれるまでの伏線としての軽い嫉妬心が双方に芽生えた末に結ばれる可愛らしいお話である。そして、この可愛らしいという印象は、主に義母のキャラクターに因る。義息を溺愛するものの恥じらいも醸す義母は確かに可愛らしい。他にも長年の隣人とその仕事上のアシスタント、大学の先輩、伯母(作中では「叔母」と記されるが、義母の姉なので正確には「伯母」)といった多彩なヒロイン陣が個性を発揮している。 ただ、これが官能描写となると皆一様に責められキャラに統一されてしまうのが勿体ない。勝気・妖艶・従順といったヒロイン毎のキャラが、濡れ場になると全部似通ってしまう。「だめっ」とか言いながら昂っていくこと自体は、好みとしての身贔屓であっても良好過ぎるくらいだが、かと言って5人が5人とも似たような官能描写ではお腹いっぱいである。誘惑のアプローチもかなり安易な印象。 また、義母をメインキャラと見れば活躍の場面が少ないと言わざるを得ず、この点においても勿体ないような物足りなさを感じるであろう。とりわけ結末に至る前段階に於いては、そつなく纏めているが故に、かなり都合の良い「整理」の仕方にも写る。 全体としては相変わらずの高レベルではあるので、もう一捻りほしいと思うのは読み手の我が儘だろうか。

DSK

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