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燃える特攻基地セブを死守せよ フィリピン戦記 光人社NF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光人社 |
発売年月日 | 2012/01/23 |
JAN | 9784769827245 |
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燃える特攻基地セブを死守せよ
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燃える特攻基地セブを死守せよ
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
陸軍だけの数字かもしれないが、投入兵力40万人に対し、戦死者34万人と言われるフィリピン戦。サイパンが陥ちた以上、まともに勝てるとは指導部の誰も思ってなかっただろう。しかし最後の一太刀を浴びせる力はまだ残っていた。可能性としては。本書はそういう戦争指導の拙烈ではなく、現場に投入さ...
陸軍だけの数字かもしれないが、投入兵力40万人に対し、戦死者34万人と言われるフィリピン戦。サイパンが陥ちた以上、まともに勝てるとは指導部の誰も思ってなかっただろう。しかし最後の一太刀を浴びせる力はまだ残っていた。可能性としては。本書はそういう戦争指導の拙烈ではなく、現場に投入された五人の下士官の証言から、太平洋戦争で最大の被害を産んだこの決戦の真実に迫る。 一見平和な日々が急に打ち破られる、五人に共通する物語の始まりである。飛行場はある日突然爆撃され、兵員輸送船は潜水艦攻撃を受ける。制海権がないんだったら兵隊を送るな、と言いたくなるが、こうして地獄の日々が始まる。 敢闘と敗北、後退と潜伏、飢餓と疾病・・・現地人の畑を荒らしながら逃げ続ける日本兵たち。自国民の悲惨さに胸が塞がれつつ、こんなのが40万人もいたんじゃフィリピンの人々も相当な迷惑だったろうとも思う。 こうして築かれた遺骨の山。殺したのは米軍だが、勝算もないのに送りこんだ指導部の責任も重い。生き延びて証言を残してくれた五人の方々には感謝の言葉しかない。
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桜花の資料にと読み始めたが…… 翼を失った戦闘機乗りは切ない。 つらい苦しい、もうだめだ……それでもやる。そんな状況がずっと続く戦場。 死に絶えるまで戦い抜いた将兵。 次に大岡昇平を読みたい。この本は手記なので、悲劇はぼやかしてある印象だが、以前読んだ野火は小説という姿を借りているせいか、死臭と虫の羽音がダイレクトに伝わってきた(もちろん手記でも分かるのだが)
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