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秘蜜夫人 天上の雪肌 竹書房ラブロマン文庫
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秘蜜夫人 天上の雪肌 竹書房ラブロマン文庫

絹田青児【著】

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秘蜜夫人 天上の雪肌 竹書房ラブロマン文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2011/12/05
JAN 9784812447970

秘蜜夫人

¥660

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2012/08/15

猥雑な雰囲気が醸し出す妖艶で魅惑的なヒロイン達の饗宴

作者の3作目。全体に漂う雰囲気や女性陣の立ち位置などは、デビュー作の『姉さんにあまい口づけを』よりも、2作目にして前作『しっとり濡れ妻-三十路のとりこ』に近い猥雑さを感じる作品である。舞台としての「仕掛け」や、ヒロイン達も「オンナ」を相応に活用している点に独特の雰囲気がある。昨今...

作者の3作目。全体に漂う雰囲気や女性陣の立ち位置などは、デビュー作の『姉さんにあまい口づけを』よりも、2作目にして前作『しっとり濡れ妻-三十路のとりこ』に近い猥雑さを感じる作品である。舞台としての「仕掛け」や、ヒロイン達も「オンナ」を相応に活用している点に独特の雰囲気がある。昨今の誘惑系官能小説に「これだけ人目を引くイイ女が誰からも手を出されずヘタレな主人公にイレ込んじゃうような、無菌培養みたいなのっておかしいよねー」などと嘆いている諸兄にはおすすめできるかもしれない。 本作では主人公が27歳の社会人、ヒロインも33歳と30歳(1人は人妻)との設定により、一見焦らしのような駆け引きや知られざる秘密といった大人の背景があり、これを上手に活用したストーリーが展開されている。主人公と共に読み手をも困惑させる伏線が様々に用意されているが、最後には全てをきっちり回収する巧みさもある。最終的には(最後の最後にだが)すっきりさせてくれるものの、かなり悶々としてしまう紆余曲折を経ているので、この辺りは好みが分かれる可能性もある。 官能描写は多岐に渡り、そのどれもが濃厚かつ淫猥。ヒロイン達の描写が魅惑的に秀逸なので、お色気成分が濃く、淫靡な交わりが幾度も出てくる。中には人妻に秘められた(事の真相でもある)過去の部分に実用性を見出す御仁も現れかねないであろう。

DSK

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