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海の向こうに本を届ける 著作権輸出への道
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海の向こうに本を届ける 著作権輸出への道

栗田明子【著】

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海の向こうに本を届ける 著作権輸出への道

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 2011/11/14
JAN 9784794967701

海の向こうに本を届ける

¥220

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2013/02/26

日本の本が海外に輸出されるようになるまでを、筆者の半生を辿りながら描いた本。今、当然のように感じていることが、そうではない時代があったんだなあ、と思った。

Posted by ブクログ

2012/10/21

大変面白かったです。 子供のころから翻訳された本というのは身近にあって(好きな児童文学は外国のものでした)、当たり前のように思っていたけれど、先人の苦労があってこそなのだなぁと感謝。 内容が時系列に沿っていないので、ちょっとついていくのに苦労するところもありましたが、連載されてた...

大変面白かったです。 子供のころから翻訳された本というのは身近にあって(好きな児童文学は外国のものでした)、当たり前のように思っていたけれど、先人の苦労があってこそなのだなぁと感謝。 内容が時系列に沿っていないので、ちょっとついていくのに苦労するところもありましたが、連載されてたものを加筆修正してまとめたものとの事で納得。 どういう流れで著作権業に係わるようになったのか、どんな人々と係わってきたのか。一つ一つのエピソードがとても興味深かったです。 本を文化だと思うと、お金の話なんて汚いわ、なんて若いころなら思ってしまったかもしれないけれど、本を出したくても出せない、そんな苦労もあるんだなぁって思ったり。 この著書に書かれていた事はきっと本当にわずかなエピソードで、その裏にはきっと何度も悔しい思いもされたんだろうな、と想像します。 外国で読めもしないのに本屋さんに入って、翻訳された日本の本を見つけて嬉しくなったことがありますが、それがどれだけの人の手を経てなされた事なのか、どれだけの時間がかかる事なのか、初めて意識したような気がします。

Posted by ブクログ

2012/07/26

出版物、著作物の輸出入における日本のパイオニア、栗田明子氏の自伝。 一言で言うなれば、there must be a wayで、栗田さんのタフさに圧倒される。ヨーロッパやアメリカに長期滞在していろんな出版社あたったりって、話がいつの時代のことか混乱しそうになるが、過去40年間の話...

出版物、著作物の輸出入における日本のパイオニア、栗田明子氏の自伝。 一言で言うなれば、there must be a wayで、栗田さんのタフさに圧倒される。ヨーロッパやアメリカに長期滞在していろんな出版社あたったりって、話がいつの時代のことか混乱しそうになるが、過去40年間の話なんだよね。 英国版吉本ばなな「キッチン」の表紙に、なぜか舞妓さんが使われるとか、縦書きだと印刷の向きがあわなくって、なんていかにもそれらしい話から、各国の出版の習慣…栗田さんも書いてたけど、ブッククラブなんて今の日本でこそうまく成り立つのでは?!…も紹介しつつ、海の外に本を届けることをめぐるいろんなよもやま話が読めます。 男性があまり出てこない印象があって、そこも興味深い。

Posted by ブクログ

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