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「東北」再生 その土地をはじまりの場所へ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | イースト・プレス |
発売年月日 | 2011/07/13 |
JAN | 9784781606538 |
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「東北」再生
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「東北」再生
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東北学の赤坂憲雄、社会学の小熊英二、そして三陸出身の若き論客山内明美の3者によるアピールと提言。「東北は東京の植民地」―これまでもそうだったし今もなおそうなのだ。労働力と食糧とエネルギーを供給し、原発の危険をも引き受けて。したがって、東北が復興したところで、それが繰り返されるだけ...
東北学の赤坂憲雄、社会学の小熊英二、そして三陸出身の若き論客山内明美の3者によるアピールと提言。「東北は東京の植民地」―これまでもそうだったし今もなおそうなのだ。労働力と食糧とエネルギーを供給し、原発の危険をも引き受けて。したがって、東北が復興したところで、それが繰り返されるだけだ。今こそ東北の真の再生を、すなわちパラダイムシフトを図らなければならない。「福島をエネルギー特区に」との赤坂の提言は一聴に値する。今こそ本当の意味での構造的な改革のチャンスであるのかもしれない。いや、そうしなければならないのだ。
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タイトルで、購入。 震災直後の5月の対談。復興構想会議のメンバーだった赤坂さんなどが対談。 復興構想会議ってなんだったんだろうな。 3人とも興奮していて、今時点でよむとちょっと混乱気味。 気になったコメント。 (1)山内:私個人としては、東北はどんなに低開発と...
タイトルで、購入。 震災直後の5月の対談。復興構想会議のメンバーだった赤坂さんなどが対談。 復興構想会議ってなんだったんだろうな。 3人とも興奮していて、今時点でよむとちょっと混乱気味。 気になったコメント。 (1)山内:私個人としては、東北はどんなに低開発と呼ばれようとも、一次産業で立っていける場所にしたいのです。(p46) (2)小熊:よほどプランをきちんと考えて、これからのトレンドがどこに向いているのかも考えて、新しい産業をおこす方向で公共投資を使わないと、被災地の未来は高齢者と財政赤字だけが残る新築の過疎地です。(p60) 新しい産業でなくても、とにかく生業、かせぎを確保するという観点が今求められていると思う。済む場所は、一応、問題はあるけど、仮設住宅、災害公営と対応ができているが、復興まちづくりのなかで、かせぎをどう確保するか、地元の産業をどう復興の目処をつけるかについての配慮がかけているのが気になる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
終章、小熊英二の「近代日本を超える構想力」が小論ながら、戦前・戦後史を踏まえた、食糧と労働力の供給地としての東北、さらには電力供給地としての東北、への分析・論考が説得力あるものとなっている。
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