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涼宮ハルヒの驚愕(前) 角川スニーカー文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2011/06/15 |
| JAN | 9784044292119 |
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涼宮ハルヒの驚愕(前)
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商品レビュー
3.6
34件のお客様レビュー
三分割された『分裂』の中編と見れば相応な内容
前巻たる『分裂』から約4年。待ちに待ったを通り越し、もぅ出ることもないだろうと半ば諦め、それすらも忘却の彼方に過ぎ去って久しい空白期間を経てしまえば、出たこと自体が“驚愕”と言えそうな、まさかの出版である。これには素直に喝采したい。なぜなら、メディアミックス以降の急激な盛り上がり...
前巻たる『分裂』から約4年。待ちに待ったを通り越し、もぅ出ることもないだろうと半ば諦め、それすらも忘却の彼方に過ぎ去って久しい空白期間を経てしまえば、出たこと自体が“驚愕”と言えそうな、まさかの出版である。これには素直に喝采したい。なぜなら、メディアミックス以降の急激な盛り上がりに伴う周辺事情の劇的変化に“燃え尽き症候群”も危惧され、実際、後編のあとがきから察するに、それに近い状況だった可能性も考慮される作者が果たしてどのような展開で読み手を“驚愕”させてくれるのか。これもまた本巻の要になっているからである。 そんな中で読み終えてみれば、意外に作者も淡々と執筆したようであり、そう見えて実は激烈に苦労を重ねたかもしれないようでもあるという、何とも言えない感慨が残る内容だったと言わねばなるまい。もちろん、前後編の前編なのだからオイシイところは後編に集中しているのであろうし、“驚愕”するのも後編なのであろう。それは元より承知しているのだが、それにしても間延びしているというか、どうにも繋ぎに繋いだ印象が拭えない。正直なところ、テンポがダルいのである。 これは一重にキョンの独り語りがいつにも増して冗長に感じるからであろう。こうも回りくどかったかな?というくらいに独特の婉曲な言い回しが続く。しかも、今回の実質的なヒロインと言える佐々木も同様な語り口なので余計にそう感じたのかもしれない。極端に言ってしまえば、この辺りをもう少し簡潔にすれば前後編ではなく一冊に纏まったんじゃね?と思えなくもなく、これが読み手のリズムを少し狂わせるのである。 しかし、当初より『分裂』の後編という立ち位置だった『驚愕』がさらに前後編に分割されたのだから、これを『分裂』から続く三部作の中編と見れば相応の内容と思われる。ハルヒを主軸にSOS団の新入団試験を中心とした「α」パートと、ハルヒを脇に置いてややシリアスに進む「β」パートが付かず離れずの距離を保ちながらも時に好対照な彩りを加えつつ別々に流れていくのはさすがの構成であろう。起承転結の「承」であれば、「β」パートで若干の驚きはあるものの総じてシリーズ全体のおさらいを踏まえた「転」への繋ぎの役割は果たしている。ただ、その繋ぎ方がほぼ唯一ながら決して小さくないマイナス要因だったと言えよう。 まぁ、それでも作品としてのレベルは全く以て低くなく、あくまで『ハルヒ』の過去との比較なので、作者には申し訳ないほどの待望感を差し引けば純粋に後編を楽しみにできるものではある。
DSK
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
九曜が謎の存在すぎて、長門もそこまでやられるとは。新人のヤスミが入団する平和的なα世界と、朝倉まで登場して気になる展開が続くβ世界。 持久走ではハルヒ自身が驚いているのが逆に面白い。 ↓ ↓ネタバレまとめ 4章 α7 特筆すべきことは特になし。 β7 長門のお見舞い(天蓋領域による負荷) 同じアパートの部屋とトイレというすぐそこの距離でありながら、ハルヒもいるのでわざわざ携帯のメールを使って長門とキョンがやりとりするのが長門らしくて良い。また、体調の悪さを表すように文字にノイズが混じってくるのも。 たまらずアパートを飛び出してみると、まさかの朝倉がまたナイフを持ってあの場面再放送。しかし、今度は九曜と黄緑さんが登場し、刺激的なメンバー。 5章 α8 入団希望者が男女3人ずつの計6人に。ハルヒが作ったアンケートのようなペーパーテスト。 その間、キョン、古泉、みくるという3人が食堂でコーヒーや紅茶を飲みながら他愛のない雑談をするというこれまた珍しいメンバー。入団希望者のうちの1人の女子が気になるキョン。 β8 ハルヒが朝、ギリギリに教室に入ってきたと思えば、長門の朝ごはんを作りに寄っていた。放課後、ハルヒとみくるがお見舞いへ、古泉らは入団希望者が来るかもしれないので部室で待機。 佐々木と偽SOS団と再び喫茶店で集まり。ハルヒの力を佐々木に移すことに同意しろとキョンに迫る藤原。そうすれば長門への負荷も取り下げるという。 帰り際、キョンと佐々木と九曜、国木田と谷口がばったり出会い、国木田と佐々木が相変わらずだねとのやりとりと、谷口は突然焦りだし、実は去年のクリスマスに付き合っていた彼女というのが九曜だと発覚する。1ヶ月ちょい付き合ったが、九曜の「間違えたから」という言葉と共に終了した。キョンと谷口とで接触相手を間違えたらしい。 6章 α9 平和すぎる世界。 なぜか料理をしなきゃいけない気分になったハルヒは珍しく自炊弁当持参。 放課後、1年生を待たせて堂々と登場するため、時間潰しにキョンへ特別講義。部室へ行くと、男3女2の計5名の入団希望者。入団最終試験は長距離の持久走だった。ハルヒでさえ「!!??」となったp233、最後までハルヒに着いてきた女子が1人。渡橋泰水、ワタハシ ヤスミ。 β9 国木田との雑談で勘の良さを知る。中庭でキョンと古泉がキャッチボール。帰宅すると家に佐々木がいた。直接話がしたかったのと、何やら学生生活について個人的な相談をしようかと思ったがそれどころではなさそうだと意味深に告げ、帰っていった。 ヤスミの回答 Q3「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者のどれが一番だと思うか」 A「一番喋ってみたいのが宇宙人。一番仲よくしたいのが未来人。一番儲かりそうなのが超能力者。一番何でも有りだと思うのが異世界人です」p235
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一人だけ残ったが。 元より一人のために作られた未公認の団だというのに、新入部員を迎え入れて活動するのは大丈夫なのだろうか。 体調不良の時に助けてくれる仲間というのは有り難いが、ワイワイと大人数で来られたら逆に疲れてしまうだろうな。
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