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疾走中国 変わりゆく都市と農村
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疾走中国 変わりゆく都市と農村

ピーターヘスラー【著】, 栗原泉【訳】

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疾走中国 変わりゆく都市と農村

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2011/03/22
JAN 9784560081174

疾走中国

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商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2018/04/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

中国人にこの人は中国のことをよく理解していると思うと言われて購入。確かに中国を非難するわけでもなく、ありのままに見た事、聞いた事をそのまままとめているように思う。とりたててこの著者が他の中国人ウォッチャーより優れているかどうかは分からなかったが、著者自身がとても優しい目で様々な中国人を観察しているように思う。機会があったら同著者の他の本も読んでみようと思う。 以下、ちょっと記憶に残ったところの抜粋。 P.18 「中国人のことをお分かりでないから、そうおっしゃるのです」王さんが笑いながらいうと、他の店員たちは大きくうなずいた。これは外国人がよく耳にする言葉で、この話はこれで終わりという意味だった。 P.40 山高皇帝遠 国の指導者は雲の上にいて、現場で何が起きているか知らないという意味です。 問題は地元にあり、中央の指導者は真っ当な指導者だと、人々は常に信じている。 P.261 90年代は古きよき時代なのだ。あの頃、競争はいまほど激しくはなかった。「あの頃は何を作るかで勝負が決まった。誰も作って居ないものをつくりさえすれば成功したんだ。でも今ではあらゆるものがすでに国内で製造されているから、何をやっても競争になる。今は製品ではなく生産量で勝負するんだ」 P.268 中国の役人で私の電話を返してくれた人は今までいなかった。たいていの役人は身長で秘密主義だ(なんで外国人記者と話をしなきゃならないんだ?)

Posted by ブクログ

2014/07/30

「第1部 長城」では長城に沿っての西域までのドライブ。長城という呼び方がいかに実情とかけ離れているかを改めて知った。小高い土手の長城は長年風雨に晒されてしまっているのだ。内モンゴルで出会ったチンギスハンを「中国」の英雄として語る漢民族。レンタカー屋では「中国人を知らないから」とい...

「第1部 長城」では長城に沿っての西域までのドライブ。長城という呼び方がいかに実情とかけ離れているかを改めて知った。小高い土手の長城は長年風雨に晒されてしまっているのだ。内モンゴルで出会ったチンギスハンを「中国」の英雄として語る漢民族。レンタカー屋では「中国人を知らないから」という切り口上。「第2部 村」では実業家(飲食店経営)になった元農民夫妻の共産党入党希望、党書記選への立候補。「党員になれば・・・楽しそう」と発言は本音だろう。「第3部 工場」は浙江省温州のブラジャー工場経営者などが登場する。年齢を詐称して入社する15歳の少女。実は姉の名前を騙っていて、姉と父親を連れてきて3人で雇用される話は凄すぎる。また転職の都度大幅な給与増を果たし、退職されるのが怖いので給与支払いを遅らせる経営者と休暇を取って姿をくらまし、転職する人々。毛沢東そっくりの俳優・・・。逞しい雑多な中国人たちに驚き、2000年頃からの中国の驚異的経済成長の裏にあったさまざまな人間模様が楽しい。この書のタイトルは2つの意味があるようだ。疾走とは自動車が短期間に圧倒的に普及し、道路建設、免許取得者急増などを併せ語っている。 P276に出てくる女性工員の採用についての社長の考え方は的を突いている。「身なりがいい子や目立つヘアスタイルの子は要注意。顔立ちの整った子も避ける。趣味に「友達で過ごすこと」というのは不真面目。「趣味は読書」と答える子は怠け者。暇な時間にインターネットと使う子は一番始末が悪い。「家族と一緒に過ごす、母親の世話をする、これが一番良い。」笑ってしまう。

Posted by ブクログ

2012/01/17

アメリカ人じゃーなじストによる中国紀行 万里の長城、農村、工場・・・ 中国の好景気と西洋の産業革命の違い、 創造性や技術革新が必要な産業を育てることができるかどうか? 出稼ぎ労働者の人口、毎年1000万人ずつ増加している。 

Posted by ブクログ

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