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黒沢清、21世紀の映画を語る
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | boid |
発売年月日 | 2010/10/15 |
JAN | 9784990493813 |
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黒沢清、21世紀の映画を語る
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
映画監督、黒沢清の講演を纏めた一冊。 映画とはフレームの外側の存在を信じられる映像である。映画館で映画を見ることは世界における自分の位置付けを感じられる。映画監督の共通する仕事はスタートとカットのコールで、どこからどこまで撮るかは監督のセンス。などなど面白い発見が多かった。
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黒沢清監督が映画について語る…というタイトル通りの本。とはいえ、俺が物申す!という上から目線な言い方ではなく、トークショーに呼ばれたり、講義の場において「映画」というものについて、「ぼくはこう思うんだけども…」とやわらかく語っていく。タイトルの21世紀の映画を語る。というのはその...
黒沢清監督が映画について語る…というタイトル通りの本。とはいえ、俺が物申す!という上から目線な言い方ではなく、トークショーに呼ばれたり、講義の場において「映画」というものについて、「ぼくはこう思うんだけども…」とやわらかく語っていく。タイトルの21世紀の映画を語る。というのはそのタイトルで行った講義名。(しかも場所は映画館でどうやら4日連続で行ったらしい)21世紀の映画を切る!ということではなく、自分自身も映画監督という立場であるからこそ「映画監督」という仕事の実情について、世間が持っているある種の像を否定しつつ、ただそれでも生まれゆく映画について、もっといえば何が映画を「映画」にしているかを話していく。よく感想や批評で「映画とは!作家性とは!」と断定していくが、そうではないんだと、ある種の世間の映画や映画監督幻想を否定していきながら、それでも、というかだからこその映画の面白さを教えてくれるような本だった。黒沢清監督は口調こそ柔らかいし、とても読み心地(もしくは聴き心地)がいいけども、気がついたらちょっと思っていた以上の場所に連れていかれるような一冊でした。いくつか気になった映画が出てきたので、本の中で黒沢清監督が「ここをよく見ていてください」という言葉にのっとって、見ていきたいなと思いました。
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"映画監督の黒沢清が語った映画とは何か?プロが考え続けていることの一端をかいま見ることができる。 映画とは、「画面の外側、画面から見えなくなったものについて思いをはせるもの」だということを『工場の出口』という映画黎明期の作品から説明している。この作品を見たくなる。映像を...
"映画監督の黒沢清が語った映画とは何か?プロが考え続けていることの一端をかいま見ることができる。 映画とは、「画面の外側、画面から見えなくなったものについて思いをはせるもの」だということを『工場の出口』という映画黎明期の作品から説明している。この作品を見たくなる。映像を見ながら映画について語った講義を収録したのが本書。そんな機会があったら、是非参加したい。プロは映画を深く深く見つめ、歴史からもどん欲に学んでいる一端を見ることができる。そんな言葉に刺激を受け、もっともっと多くの映画を観たくなる。"
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