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安達千夏【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/10/20
JAN 9784062166034

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商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2018/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新宿で殺傷事件に巻き込まれ、逃れるように、十数年ぶりに故郷山形に戻った騎寅。 再会した幼なじみでかつての恋人・竜子は、騎寅の父・拓馬の妻となっていた。 しかし、拓馬の不在が呼び水となり、嫌いで別れたわけではない騎寅と竜子は、再び体を重ねるようになる―。 即身仏伝承の残る現代山形を舞台に、男女のもつれ合う情念と因縁を、濃密なる官能と斬新怪異な物語で綴る、ホラー恋愛小説。 (アマゾンより引用) 何かよく分からなかった… 結局何なの? 死んでたの?

Posted by ブクログ

2015/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

殺すか殺されるか、 自分と他人が見ているものは果たして真実なのか。 連続通り魔を返り討ちして殺害してしまった騎寅は それ以来自分が腐乱死体に見えるようになり 災害を口実に実家の山形に逃げる形で帰省した。 家業の鍛冶を継いだ昔の女である竜子は、失踪した父拓馬の後妻になっていて、 かつて祖父が旅人の即身仏を手伝ったという氷室が放つ怪しげな空気 即身仏を一目見ようと企む人たちの陰謀 竜子にたいする騎寅の思い。 即身仏なんて修行の成り果てがあるのね。 騎寅の行動が結構あいまいに書かれているので ぼんやり推理しながら読む感じ。 ネタバレは騎寅は殺人犯してそのまま死んでしまいーの 死人の状態で竜子に会いに山形に行きーの 氷室には即身仏なんていなくて 竜子が護衛のために殺してしまった拓馬の死体がありーの。 祖父の存在が不思議だけど彼も死んでたってことかな? 著者ってこんな話も書くのかーって感じ。 確かに、ホラー要素ありの恋愛ものといえば恋愛だ)^o^(

Posted by ブクログ

2011/12/27

ホラー恋愛小説。今年山形で即身仏をみてきた為、なんとなく気になった小説。即身仏伝承の残る現代山形を舞台に、不思議な空気感で描かれた男女の情念と因果。自分ははたして死んでいるのか?と疑問を持ちながらも、ある事件から逃げるべく生まれ育った山形へ、昔愛した女のもとへと舞い戻る男。激しく...

ホラー恋愛小説。今年山形で即身仏をみてきた為、なんとなく気になった小説。即身仏伝承の残る現代山形を舞台に、不思議な空気感で描かれた男女の情念と因果。自分ははたして死んでいるのか?と疑問を持ちながらも、ある事件から逃げるべく生まれ育った山形へ、昔愛した女のもとへと舞い戻る男。激しく求め合う二人だったが、、、。 ラスト数ページに、いや、数行にすべてがあった。生きるということの執念、純粋に人を愛する欲。どん底をみた悲しい瞬間に、すがりたかった人が側にいなかった辛い過去と現在に続く想い。そして、再び戻ってきた彼に告げる言葉は...。上手く表現できないが、女性は単純にはできていないということです...。

Posted by ブクログ

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