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先生のあさがお
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/08/10 |
JAN | 9784163294704 |
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先生のあさがお
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
高校1年の時、旺文社の「高一時代」に投稿した短文が一席になったそうです。きりたんぽ鍋もいいけどじゅんさい鍋もいい。こごみのごまあえ、タラの芽の天婦羅、間違いなく美味しいことでしょうw 南木佳士「先生のあさがお」、2010.8発行。例によって、私小説か随筆か区別のつかない3話が収録されています。熊出没注意、白い花の木の下、先生のあさがお の3話。次の一文、なるほどと納得です: 人間とは他者(生物、自然、山などなんでもいい)のなかにじぶんを見出そうとする動物。
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多忙で毎日死んでいく人たちを看取る医師の生活に神経衰弱になり、激務からの後任になった男が、自分よりも先に逝ってしまった。 心身ともに健康であるために始めた山登りは、妻とだったり時に職場の若い衆とだったりと、趣味であり使命的なものでもある。 患者から教えてもらった山で、妻と一緒に山菜採りに夢中になり、ふと思い出した自殺者のこと 。 お世話になった先生が育てたというあさがおの種をもらい、自宅でせっせと育てていく過程によみがえる先生という人物像と、時折出てくる女の声。 3つの短編。 なんか、最初読みづらくて??だったけど、次第に解読出来たよ。 それにしても私小説じゃん。吉村昭ぽかったけど、なんか神経衰弱で云々でくどい感じが読んでてつらかったし、似たようなものなら吉村氏のほうが好きかな。 著者が36歳で鮎釣り大会で優勝した年が自分の生年月日だったからそこでちょっとニヤッとなった)^o^(
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自伝を綴る3作品である。精神的な病からは立ち直って以降の日常が載せられている。著者の病は、多忙が要因であったことに疑いようもないが、他人だけでなく自分の心さえ、その悲喜をここまで真っ直ぐに受け止め、抱いていたんでは、いつかは破裂するなと思う。
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