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そばかすの少年 角川文庫
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そばかすの少年 角川文庫

ジーン・ポーター(著者), 村岡花子(著者)

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そばかすの少年 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川グループパブリッシング
発売年月日 1990/12/01
JAN 9784042218029

そばかすの少年

¥330

商品レビュー

5

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2024/08/28
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前日まで読んでいた本に比べて、なんて心が清らかに洗われることでしょう。 悪人も出てきますが、きちんと罰を受けます。 そして、多くの善人たちは、みな幸せになります。 多分この先もずっと。 孤児院出身の少年「そばかす」は、片手がなかったことから引き取りてもないまま、孤児院にいられる最後まで孤児院で育ちます。 愛情を感じられない冷たい大人たちに囲まれて、それでも頭の良かった「そばかす」は、学校で勉強をすることをゆるされ、ただそれだけを頼りに社会に放り出されたのでした。 衣と食を与えられればそれでいい、それだけを思ってリンバロストの森番になろうと思いますが、屈強な男手を求めていた支配人に断られます。 しかし、とりあえずお試し期間をもらい、真面目で素直な「そばかす」は、そこで働くことになりました。 そして「そばかす」は、森に棲む鳥たちや小動物、咲き乱れる植物たちに心を惹かれ、仕事をこなす傍ら、自分の休憩場所を居心地のいい場所へと変えていきます。 そんな時、鳥の写真を専門に撮る「鳥のおばさん」と、彼女のもとで博物学を学んでいる富豪の娘「エンゼル」と出会い、「そばかす」の世界は広がっていきます。 往年の少女小説のように多少の苦難はありますが、最終的には「そこまで?」っていうくらいの大団円なので、安心して読むことができます。 「そばかす」も「エンゼル」も、いい子過ぎるきらいはありますが。 そして何よりもリンバロストの森の美しさ。非情さ。懐の深さ。 働いて得たお金を、木や鳥や小動物やカエルなどの本に費やし、本に夢中になりすぎて仕事をおろそかにしないよう自分を戒めながら博物学の知識を深めていく「そばかす」には尊敬の念しかありません。 私なら仕事をおろそかにする自信しかありませんから。 ああ、いい本読んだわあ。 実は続編の『リンバロストの乙女』はずいぶん昔に読んでいたのですが、改めて良い作家、良い作品でした。

Posted by ブクログ

2011/12/12

2011/12/12 930||ポ (3階文庫) 片腕がなく、自分の名前すら知らない孤児の少年“そばかす”は、リンバロストという過酷でも美しい森で、たくさんの人に支えられながら成長していきます。 彼のけなげさ、勇気に涙なくしては読めません。とても心温まる物語です。 ぜひ、冬休...

2011/12/12 930||ポ (3階文庫) 片腕がなく、自分の名前すら知らない孤児の少年“そばかす”は、リンバロストという過酷でも美しい森で、たくさんの人に支えられながら成長していきます。 彼のけなげさ、勇気に涙なくしては読めません。とても心温まる物語です。 ぜひ、冬休みに読んでみてください。 今回ご紹介の本は、友人から突然のプレゼントでもらった本でした。誕生日でもクリスマスでもないのに、なぜプレゼントされたかは、今でも謎のまま・・・。

Posted by ブクログ

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