湛山回想 岩波文庫
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湛山回想 岩波文庫

石橋湛山(著者)

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湛山回想 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2005/05/01
JAN 9784003316825

湛山回想

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2019/12/07

石橋湛山 「湛山回想」 生い立ちから 昭和26年 湛山67才までの回想録。昭和31年 総理大臣就任時の回想がないのが残念だが、評論集より面白い。宗教にはじまり、プラグマティズム、自由主義、民主主義、個人主義を経て、平和主義と小日本主義に至る 著者の思想形成プロセスが わかる構成。...

石橋湛山 「湛山回想」 生い立ちから 昭和26年 湛山67才までの回想録。昭和31年 総理大臣就任時の回想がないのが残念だが、評論集より面白い。宗教にはじまり、プラグマティズム、自由主義、民主主義、個人主義を経て、平和主義と小日本主義に至る 著者の思想形成プロセスが わかる構成。 資本主義も 社会主義も 人間主義という側面では、自由主義、民主主義、個人主義の変形にすぎないとする考え方は 違和感がある 小日本主義 *他民族支配=帝国主義に依存せず 固有の国土に自立する *高い国民的生産力を育成し 貿易によって豊かさを実現する *そのために平和を国是とする 世の中は〜富士川を下るごとく、時に非常に難所に出会うが、どこまでも続くものではない〜その難所で難破しかけたとしても あわてて舟を捨て泳ぎきろうなど、かえって生命を失う危険がある こういう折には むしろ腰を抜かして、破れた舟にしがみつくのが良い。舟を捨てることは いつでもできる

Posted by ブクログ