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葬儀の民俗学 古代人の霊魂信仰
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2010/03/12 |
JAN | 9784309225258 |
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葬儀の民俗学
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タイトルと、帯に書かれた「賎と穢れの民俗学」という惹句に迷わず購入した。たくさんの矢を打ち込まれた状態で発見されたという白骨の写真が衝撃的な表紙もツボだった。 読み始めてから知ったのだが、著者は土佐出身の「民俗研究者」。土佐といえば、(旧)物部村をはじめとして独特の習俗の残る地...
タイトルと、帯に書かれた「賎と穢れの民俗学」という惹句に迷わず購入した。たくさんの矢を打ち込まれた状態で発見されたという白骨の写真が衝撃的な表紙もツボだった。 読み始めてから知ったのだが、著者は土佐出身の「民俗研究者」。土佐といえば、(旧)物部村をはじめとして独特の習俗の残る地域だ。本書も「土佐の海辺から」という章からはじまる。 死と穢れ、葬送の地と聖地の関係、古代信仰などについて、著者独自の見地も含めてではあるが多様な角度からの考察が行われている。 最終章の職能民(すなわち、賎視されていた人々でもある)について書かれたあたりが個人的には一番興味のあるあたりだが、そこはボリュームの関係もあって少し食い足りなかった。 ただ、全国に伝わる地名や葬儀のスタイル、縄文にまで遡る音韻についての考察(想像の域を出ない記述も多いのが残念だが…)は、ひとつの視点として刺激的だった。 さらに掘り下げたところや、実証的な研究成果を読んでみたい興味を掻き立てられる一冊だった。
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