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「天下り」とは何か 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/12/18 |
JAN | 9784062880282 |
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「天下り」とは何か
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
天下りの必要性に関する論法は身内?に甘いように感じ、正直、一介の自営業者に過ぎない私から見れば鼻白む内容であった。また、天下りの経済効用の点も、公務員内部のそれに止まり、社会全体の効用分析には程遠い(経済学者でない著者に求めるのは酷かも)。一方、天下りの実態分析、淵源、経緯は、見分談も交えられ、丁寧かつ有益な情報。著者の処方箋は、明示されないものも含め、恒常的な政権交代、随意契約など支出に関する情報公開の徹底、支出に関する責任者の明示と第三者への情報開示。年次主義の緩和の点は共感。 ただし、公務員試験受験の年齢制限や官民移動が極小の現状が続く限り、公務員の身分安定や天下りは、自己保身・参入障壁と目されるのでは、との危惧を持つ。
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本書は、元キャリア官僚の著者が天下りについて論じた本である。内幕ものとしては面白いが新書のためか、内容が薄い感じがしてしまう。また、時代によって天下りの質が変化してきている事がわかる。
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元官僚であり公務員改革にも関与した筆者が、天下りの仕組みと問題点を指摘する。 筆者は本書のなかで自身の客観性を主張している。しかし、この本の良さはむしろ筆者が官僚の気質やそれらを取り巻く雰囲気に精通している部分にあるのではないだろうか。官僚たちの天下りに対する本音、各省の気質に...
元官僚であり公務員改革にも関与した筆者が、天下りの仕組みと問題点を指摘する。 筆者は本書のなかで自身の客観性を主張している。しかし、この本の良さはむしろ筆者が官僚の気質やそれらを取り巻く雰囲気に精通している部分にあるのではないだろうか。官僚たちの天下りに対する本音、各省の気質に関する記述が個人的には勉強になった。 違和感を感じた個所は、例えば公務員退職後の「職業選択の自由」について、一般会社員と対比して語られる個所がある。筆者のこうした心情は分からないでもないが、そもそも公務員と会社員は違うものであるし、焦点とされている退職後についてもどこか違和感が残る。根本的な問題点は退職後の待遇ではなく、退職者が溢れてしまう入省年次に基づいた垂直的な人事制度ではないだろうか。その点に関しての議論が少ないように感じる。 注目すべきは、巻末の歴代事務次官の再就職先一覧であろう。こちらは所属の変遷まで記されており、資料的価値もあるだろう。
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