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病んで笑って北京 嗚呼、涙と笑いと驚きの中国35日間入院生活奮闘記
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 牧歌舎/星雲社 |
発売年月日 | 2009/06/17 |
JAN | 9784434132650 |
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病んで笑って北京
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http://www.my-cancer.net/cafe/book/bs_007.html 1955年生まれの著者は、夫の赴任先の北京で 北京の病院では、外来に医師の料金表が貼ってある。教授クラスと平では雲泥の差。 がん体験者の数だけ、全く違う、ほかの誰にも似ていないがん闘病記がある。みなさんこんにちは。店員の山田正昭です。闘病記の紹介もすっかりお馴染みになった、と思いますがどうでしょうか。自分と同じ病気を乗り越えた人の物語を読むことは、参考にもなり、励みにもなると思います。 今回ご紹介するのは、白血病の闘病記です。それも、一風変わった闘病記、と言っていいでしょう。著者の石井聡子さんは、夫の仕事の都合で中国の北京に住んでいます。この異国の地で、突然の発症。白血病は他のがんと違い、ある日突然、重い症状が出て、放置すれば数日で命の危険にさらされることもあります。 私なら、外国でそんな病気に見舞われたら、何をおいても日本に帰ろうとするでしょう。ところが、石井さんは北京の病院に入院し、治療する道を選びます(症状が重くて帰るに帰れなかったということもありますが)。そしてこの闘病記は、珍妙な中国の病院での入院生活の記録にほぼ全てが費やされています。 誰にも似ていない闘病記がある、といっても、ここまでユニークな闘病記も珍しいでしょう。「嗚呼、涙と笑いと驚きの中国35日間入院生活闘病記」というキャッチコピーの通り、入院生活は笑いと驚きの連続です。もちろん、それは石井さんがそういう部分だけを選んで書いたからであって、白血病の化学治療が楽しいわけはありません。しかし、この本はそんなふうに気を回さず、気楽に笑いながら読めばいいのだと思います。 江戸時代の僧侶、良寛の言葉に、「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候」という言葉があります。すべてをあるがままに受け入れる石井さんの生き方に触れ、この言葉を思い出しました。
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