31文字のなかの科学 NTT出版ライブラリーレゾナント

松村由利子(著者)

• 販売会社／発売会社: NTT出版
• 発売年月日: 2009/07/01
• JAN: 9784757150690

商品レビュー

2018/11/26

パン屋のパンセと同時期に読む。松村さんは元新聞記者で葛原妙子賞を受賞。８年前に東京から石垣島に移住し歌を詠み続けている。科学と短歌の組み合わせに驚きながら、短歌の意外性と深淵さに引入られた。
その頃に読んだ本も書き留めておくことにします。

https://blog.goo.ne.jp/33bamboo/e/775ef5e3b3a94c4cfb689cd225470d43

2014/01/30

ココロの切り替えをしたい時に一目惚れして出会った本。
知らないことに憧れる私としては、理系分野と短歌の交点に引き込まれました。
著者は元新聞記者さんだそうで、スッキリとして、たまにハッとさせられ、時には彼女の主張が垣間見られる文章で 私は割と好きでした。

特に印象深かった2首

今日君と目が会いました指先にアセチルコリンが溜まる気がした(永井紅)
記憶せよ 八十三日目の被曝死、ずたずたになった染色体を(飯沼鮎子)

2012/05/03

毎日ライフ，MMJ(Mainichi Medical Journal)連載記事

31文字を科学するのではなく、
31文字の中に科学を詠込むという感じ。

なので「の」という言葉の意味が分かる。

行きて行くこと，年老いていくことを詠んだ歌も、
科学的な分類の中に整理している点がよいかも。

soratanka.seesaa.net
は休載中のようだ。