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手鎖心中 新装版 文春文庫
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手鎖心中 新装版 文春文庫

井上ひさし【著】

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手鎖心中 新装版 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/05/10
JAN 9784167111274

手鎖心中 新装版

¥330

商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2024/11/11

軽やかな落語のようで この語り口がいいんだよ 誰も彼も憎めないキャラクターばかりで 今更ながら面白いもの読んだなぁっ思えた いい本だ!あ?直木賞とってた? なーるほど(^^)満足

Posted by ブクログ

2024/04/09

井上ひさし文学忌、吉里吉里忌。 代表作「吉里吉里人」より。残念ながら未読。 井上ひさしといえば、“ひょっこりひょうたん島”だけど、第67回直木賞「手鎖心中」 材木屋の若旦那が絵草紙作家になりたいが為、自ら戯曲の主人公の様に生きようし、世の中の話題の中心になろうとする。果ては、自...

井上ひさし文学忌、吉里吉里忌。 代表作「吉里吉里人」より。残念ながら未読。 井上ひさしといえば、“ひょっこりひょうたん島”だけど、第67回直木賞「手鎖心中」 材木屋の若旦那が絵草紙作家になりたいが為、自ら戯曲の主人公の様に生きようし、世の中の話題の中心になろうとする。果ては、自らお上に反して手鎖となり、その状態で心中を図る。 もともとがお坊ちゃん、安易な策略の話題作り。その嘘の中、本当に死んでしまう。 「江戸の夕立」大棚の薬問屋の若旦那、それに従う太鼓持ち。薩摩藩武士との小競り合いから品川の海に飛び込み、なぜか釜石へ。そこから苦労知らずの若旦那に振り回されて裏切られる生まれ持っての太鼓持ち。 周り回って江戸に戻った時には、家はなくなり、そこは東京となっていた。 笑を得る苦悩みたいな小説には時々出会うけれど 今回は滑稽譚という感じ。主人公も周囲もなるがままといったような。そこが井上ひさしかな。

Posted by ブクログ

2024/02/07

1972年の直木賞受賞作品。表題作も良かったが、併録の「江戸の夕立ち」がロードムービーのようで面白かった。どちらの主人公も飄々として粋だった。言葉の組み立てが緻密でリズム良く読めた。

Posted by ブクログ

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