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「白バラ」を忘れない 反戦ビラの過去と今と 母と子でみる
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 草の根出版会 |
発売年月日 | 2009/03/02 |
JAN | 9784876482542 |
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「白バラ」を忘れない
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東京大空襲を体験された早乙女さんがライフワークとして続けている、戦争の実相を伝えるシリーズのひとつですが、実際にドイツのミュンヘンまで行き、できる限りの取材をしてまとめた渾身のレポートだ。当時の反ナチ運動を詳しく知りたいからという理由で本書を手に取ったわけではなく、ドイツを代表す...
東京大空襲を体験された早乙女さんがライフワークとして続けている、戦争の実相を伝えるシリーズのひとつですが、実際にドイツのミュンヘンまで行き、できる限りの取材をしてまとめた渾身のレポートだ。当時の反ナチ運動を詳しく知りたいからという理由で本書を手に取ったわけではなく、ドイツを代表するグラフィックデザイナー、オトル・アイヒヤーの妻、イング・ショルさんが弟妹をギロチンで処刑されていたことを知り、そんな理由でいわゆる白バラ運動ってなんだ?という疑問で読んでみた。 第一章では、現代の国内で起きた似たような事例を取り上げて、改めて表現・言論の自由を考えようと警鐘を鳴らしている点も評価したい。 ”これはおかしい、これはヘンだと思っていても、黙っていたほうが無難だし、誰かがやってくれるだろう。そんな気持ちで、すぐ目の前の不条理を「まあ、いいや」でやりすごせば、次にやってきたより強力な不条理には、「もう間にあわない」となり、そうして次第に権力の横暴に対する感性が鈍って、いつのまにやらずるずると巻きこまれていくのではないか。” あるよね〜と激しく同意し、現代のサラリーマンでも内部告発に女性社員の慣習、組織の裏金、言いたいことが言えないムードなど、心当たりのない人など存在しないのではないか。
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