1,800円以上の注文で送料無料

おぱらばん 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

おぱらばん 新潮文庫

堀江敏幸【著】

追加する に追加する

おぱらばん 新潮文庫

定価 ¥737

385 定価より352円(47%)おトク

獲得ポイント3P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/18(水)~12/23(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/03/01
JAN 9784101294742

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/18(水)~12/23(月)

おぱらばん

¥385

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

29件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/04

15からなる短編集、の様な散文集。 作者の豊富な知識と愛から来るボーダレスな文学蘊蓄が随所に差し込まれ、随想の様な自由さを持つ作品達は、やはり散文と表現した方が良さそう。 作者の異郷での思い出がコンパクトかつ哀愁とユーモアで知的に語られ、非常に文学的満足度が高い一冊だった。

Posted by ブクログ

2020/01/13

主にフランスを舞台としたエッセイで、日常の出来事と、そこから想起される本が紹介されるスタイル。本を読む、というのはこんなふうに内面世界を豊かにするんだなあ、たくさん言葉を知るということはこんなにも美しく世界を感じられるんだなあ、と惚れ惚れする。 そこはかとないユーモアとノスタルジ...

主にフランスを舞台としたエッセイで、日常の出来事と、そこから想起される本が紹介されるスタイル。本を読む、というのはこんなふうに内面世界を豊かにするんだなあ、たくさん言葉を知るということはこんなにも美しく世界を感じられるんだなあ、と惚れ惚れする。 そこはかとないユーモアとノスタルジー、何かを失ったり、別れたりする時の、諦めめつつ愛おしむ切ない感情、など、色んな想いがよぎって心が満たされる。 特に好きなのが、「床屋のパンセ」「ボトルシップを燃やす」「のぼりとのスナフキン」。いずれも、ふと出会った人とのやりとりが面白く、切ない。 フランスの文化や社会、移民の日常など、普段日本にいては分からないことが臨場感をもって感じられるし、日本ではメジャーじゃない作家や芸術家についての話があるのも面白いところ。

Posted by ブクログ

2018/11/27

堀江敏幸、初期のエッセイのような短編小説のような散文集。 パリ暮らし時代のエピソードを中心に、人物だけでなく「街」との出会い、更にはそれらの出会いから想起される小説や絵画や映画との出会いが、淡々としつつもユーモアある筆致で語られていて読みやすい。筆者が日々の生活の中で出会った愛す...

堀江敏幸、初期のエッセイのような短編小説のような散文集。 パリ暮らし時代のエピソードを中心に、人物だけでなく「街」との出会い、更にはそれらの出会いから想起される小説や絵画や映画との出会いが、淡々としつつもユーモアある筆致で語られていて読みやすい。筆者が日々の生活の中で出会った愛すべき・記憶すべきものたち――思い入れのあるものとして大切に胸の中に保管されているそれらには、実在・創作の区別がなく、現実に起きた出来事とフィクションに描かれたエピソードとがするするとつながって記述され、「書物の中身と実生活の敷居がとつぜん消え失せて相互に浸透し、紙の上で生起した出来事と平板な日常がすっと入れ替わることがしばしばある」という筆者の”日常”あってこその独特な世界が構築されている。 どの作品も素敵だが、「床屋嫌いのパンセ」の軽妙さ、パリではなく東京郊外が舞台となっている「のぼりとのスナフキン」のほのぼのとした抒情が良かった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品