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だから職員が辞めていく 施設介護マネジメントの失敗に学ぶ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 環境新聞社 |
発売年月日 | 2008/09/01 |
JAN | 9784860181499 |
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
福祉の現場の過酷さと悲惨さを面白おかしく語った本、といえば言い過ぎかもしれないけれども、そういうところはあるな。 高邁な理想の福祉を錦の御旗にした老人ホームは一般労働者を超越した絶対的な存在であり → サービス残業などどこ吹く風、有給休暇を取りたいなど甘い甘い、休日出勤もお手の...
福祉の現場の過酷さと悲惨さを面白おかしく語った本、といえば言い過ぎかもしれないけれども、そういうところはあるな。 高邁な理想の福祉を錦の御旗にした老人ホームは一般労働者を超越した絶対的な存在であり → サービス残業などどこ吹く風、有給休暇を取りたいなど甘い甘い、休日出勤もお手のもの、全身全霊をかけて福祉に邁進せよと叱咤激励 → そんな人たちが集まれば、施設はもはや女工哀史、普通の人では勤まらない → 凡庸な労働者は疎外され、理想を追いかける若者は燃え尽き、後には暑苦しく理想の介護を語る不屈の鉄人だけが残されることになる。つまり、介護現場から人が消えてしまうのだ。(p11) たぶんそのとおりなんで、著者の指摘はいちいちもっともだと思う。 ユニットケアに関する指摘なんかも、スウェーデンに行ったことのない者にとっては、貴重な情報である。 「そもそもユニットケアの本場であるスウェーデンでは、ユニットケアを実現するために、日本の介護現場の2~3倍程度の、大量の職員を雇用し、しかもその職員は通常一ヶ月程度の夏期休暇を取ってリフレッシュしている」(p25) だけれでも、立場がどこか評論家風で、外部からちゃかしているようなところがあるので、それで三好春樹氏がカチンときたんではないかと思う。
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<印象に残ったこと>~p28 *経済学部の学生は「働くこと=給料をもらうこと」とまずは考えるが、社会学部の学生は福祉に対する自分の情熱が先走ってしまい、「働くこと=自己実現すること」と位置付けてしまう点である。 *このように、究極の目標を社会人の最初に設定してしまうと、不眠不休で...
<印象に残ったこと>~p28 *経済学部の学生は「働くこと=給料をもらうこと」とまずは考えるが、社会学部の学生は福祉に対する自分の情熱が先走ってしまい、「働くこと=自己実現すること」と位置付けてしまう点である。 *このように、究極の目標を社会人の最初に設定してしまうと、不眠不休で働き、自己犠牲をいとわない高邁な理想の福祉実践者にならないと引っ込みがつかなくなってしまう。もちろん、その数歩先には燃え尽き症候群 という暗くて重い実現が待ち構えているのでが、あくまでも自己責任である。 *4年間ぼーっと大学生活を送って老人ホームの実態に目を向けなかった学生側が自業自得なのか、 *とりあえず就職させればお役ご免を考える大学側に問題があるのか *施設側がしたたかに職員を使い捨てていく傲慢さがやる過ぎなのか、バラ色の介護の理想を捏造する出版社が商売熱心過ぎるのか、 *おそらくこの事件にかかわるすべての当事者の「無責任」のなせる絶妙な技なのだろう。 *厚苦しく理想の介護を語る不屈の鉄人だけが残されることになる。 *利用者がその人らしい、当たり前の生活を送るのであれば、職員だって当たり前の人生を送る権利くらい保証されてもばちはあたらないだろう。 *「理想の介護」の落とし穴・・・必ずしも悪意から始まった改善ではないが、介護現場ではこのように理想が変質していくことが少なくない。 *「理想の介護」の背後に潜む、ある種の傲慢さのため職員のささやかな常識は次第に麻痺してしまうのが残念である。
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介護現場を「職場としてどうなのか」という視点から論じた本。介護士もしくは介護士を志す人むけの本だと思われる。難しい用語は使ってないし、分量も少ないので読みやすい。 日本の介護現場はかなり複雑な問題を抱えているのが分かる。介護士の過労、管理職の無能、過度の精神論などなど。これか...
介護現場を「職場としてどうなのか」という視点から論じた本。介護士もしくは介護士を志す人むけの本だと思われる。難しい用語は使ってないし、分量も少ないので読みやすい。 日本の介護現場はかなり複雑な問題を抱えているのが分かる。介護士の過労、管理職の無能、過度の精神論などなど。これから需要が増すはずの業界にこれだけの問題があるのはかなりマズいと思う。
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