物語 西遊記 現代教養文庫リバイバル・セレクション

魚返善雄(編者)

• 販売会社／発売会社: 社会思想社
• 発売年月日: 1967/12/30
• JAN: 9784390106146

商品レビュー

2016/10/08

今年になって急に西遊記が読みたくなった！
探してみると岩波文庫の訳版しか殆ど売られていない状況！
諦めていたところで、古本屋で発見！

という事で登場人物について語っていきたい。

三蔵法師：人に優しすぎる。毎回拉致される。同じ様な手口で何度も騙される。孫悟空が言うことを聞かない時は猪八戒に頼む(だいたい災いとなる)。山がトラウマ

孫悟空：プロローグでは無限の強さ、天上界の二郎にだけは敵わない。物事を見通す力あり。旅の途中何度か御釈迦様の元を訪れる。自分の手に負えない時は適材の神様に助力を求める。方々に顔が効く。気が短いが頼りになる。

猪八戒：スケベで食いしん坊。孫悟空を出し抜こうとする時あり。三蔵法師と組むと良くない事が起きる。孫悟空の右腕。こう見えても元天界の元帥！七万の大軍を率いた経験あり。

沙悟浄：留守番係。あまり活躍の場面無し。河童では無い。砂漠の主と呼ばれる大妖怪。三蔵法師に弟子入りする時髪を剃られる。

馬：龍王の息子。火事を起こした事で罪に問われていたところを観音様に救われる。馬に変化して旅のお供になる。

神様全般：三蔵法師一行を襲う妖怪たちの殆どが神様の縁者。本当のトラブルメーカー。

そんな、一行が天竺目指して旅をします。
色んな妖怪に襲われながら孫悟空が問題を解決！
道教、仏教の神様が入り乱れてヒッチャカメッチャカ！
プロローグが長いけど、これは中国小説の特徴という事で是非ご覧あれ！