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惜みなく愛は奪う 岩波文庫
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惜みなく愛は奪う 岩波文庫

有島武郎(著者)

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惜みなく愛は奪う 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1954/03/05
JAN 9784003103654

惜みなく愛は奪う

¥330

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2010/11/18

かの有名な評論。 筆者は人間において最も上位におくべきものは「本能的生活」であり、本能とはすなわち愛であると言います。 また愛とは相手に何もかもを与えているように見えて、実は相手そのものを奪い尽くし、自分の中に取り込んでしまうものだと言います。 相手を損なうことなく。 ...

かの有名な評論。 筆者は人間において最も上位におくべきものは「本能的生活」であり、本能とはすなわち愛であると言います。 また愛とは相手に何もかもを与えているように見えて、実は相手そのものを奪い尽くし、自分の中に取り込んでしまうものだと言います。 相手を損なうことなく。 確かに愛って、生み出されるところには無限だよなあ、となんとなくですが感じます。 でもぶっちゃけ話のスケールが大きすぎてよく分からなかったです。 めちゃくちゃ読みにくかったし。 そもそも、愛ってなんなのさ…

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2007/08/07

『もう私は私の饒舌から沈黙すべき時が来た。若し私のこの感想が読者によって考えられるならば、部分的に於てでなく、全体に於て考えられんことを望む。殊に本能的生活の要求を現実の生活にあてはめて私が申出た言葉に於てそうだ。社会生活はその総量に於て常に顧慮されなければならぬ。その一部門だけ...

『もう私は私の饒舌から沈黙すべき時が来た。若し私のこの感想が読者によって考えられるならば、部分的に於てでなく、全体に於て考えられんことを望む。殊に本能的生活の要求を現実の生活にあてはめて私が申出た言葉に於てそうだ。社会生活はその総量に於て常に顧慮されなければならぬ。その一部門だけに対する凝視は、往々にして人を迷路に導き込むだろう。  私もまた部分的考察に走り過ぎた嫌いがないとはいえない。私は人間に現われた本能即ち愛の本能をもっと委しく語ってやむべきであったかも知れない。然しもう云われたことは云われてしまったのだ。  願わくは一人の人をもあやまることなくこの感想は行け。』………俺の言いたいことみんな言っていきやがった。

Posted by ブクログ

2004/10/03

ラブラブば話だと思ってたら哲学だった。でもこの人、子供と年老いたお母さん残してどこぞの女と情死しちゃったんだよね・・・

Posted by ブクログ

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