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教祖の文学・不良少年とキリスト 坂口安吾エッセイ選 講談社文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1996/07/10 |
JAN | 9784061963771 |
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教祖の文学・不良少年とキリスト
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教祖の文学・不良少年とキリスト
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
【20150217安吾忌】 表題の<教祖の文学><不良少年とキリスト>のみ既読。 私自身は太宰治も小林秀雄もちっとも読んだことがないので、小林秀雄論としての<教祖の文学>、太宰治論としての<不良少年とキリスト>の価値がわからない。 だから、何度読んでもこの二作が好きな理由は「坂口...
【20150217安吾忌】 表題の<教祖の文学><不良少年とキリスト>のみ既読。 私自身は太宰治も小林秀雄もちっとも読んだことがないので、小林秀雄論としての<教祖の文学>、太宰治論としての<不良少年とキリスト>の価値がわからない。 だから、何度読んでもこの二作が好きな理由は「坂口安吾自身の人間論・文学論が好きだから」だ。 <不良少年とキリスト>は読む度さらに好きになる。 「戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。ただ、負けないのだ。」(p.115)それしかないと本当に思う。それはつらい、でもそれしかないよね…と。 <太宰治情死考>は未読だったので、今回<不良少年とキリスト>とセットで読めて嬉しかった。 他に好きだと思ったのは<私の小説><帝銀事件を論ず><生れなかった子供><安吾流風流譚><チッポケな斧>あたり。
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青春の書でした。生きるとは戦うこと、勝ちはしない、一体誰に勝とうっていうのだ。というあたり良いですね。
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小林秀雄と太宰治について書いた本。特に太宰に対しては、彼の死によせた文章なので、言葉荒いが愛情を感じる。グレるっつーのも難しい。友達への思い、ここまで赤裸々に出せるのなら、何書いてもいいのかもね。
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