わすれないよ波の音

下鳥潤子【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2007/11/07
• JAN: 9784062143912

商品レビュー

2014/01/29

愛を求めて。

医者の母からの満足な愛情を得ないまま大人になった波子。

彼女が2児の親になったとき、特に娘にたいしてどう接したらいいのか戸惑いときに言葉や力で暴力を振るってしまい、悪循環に陥る日々。

家に寄り付かない夫、うまくいかない育児に苛立ち、その原因は自分が母親に愛されなかったせいだと自分を責めていたけれど

兄の優しさと、かつて家を出て行ってしまった父の本当の理由を知って、
波子が子供を、そして自分自身を心から愛せるようになるまでの道のり。

展開が早すぎる～。
親から満足な愛を受けなかった人なんて、正直たくさんいるだろうに。
傷ついた自分でいるのは簡単だし、何かのせいにしていれば楽だしね。

社会経験もなくして現在仕事もしてなくて26歳で2児の母。
なりたいものが見つかれば親からの援助を受けることが出来る環境。
それなのに愛を受けなかった～から子供に当たるとか、親としての自覚ないよ。。。
子育ては本当に大変なのはわかるけれど、
じゅうぶん、恵まれていると思うのだけど、、、＾＾；

伝えたいことが違うかもだけど、安達千夏の見覚えのある場所　のほうが好きだな～)^o^(