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ベーシック証券市場論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 同文舘出版 |
発売年月日 | 2007/09/25 |
JAN | 9784495437527 |
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
20120102読了。 証券市場について広くわかりやすくて書いてある。 証券市場の類書を何冊か読んだあとだからか 幅広く綺麗にまとまっていると感じる。 良かったと思ったポイントは 1.カバー範囲が広い (各国の証券市場の成り立ちから、株、債券、投信、証券化、 証券会社経...
20120102読了。 証券市場について広くわかりやすくて書いてある。 証券市場の類書を何冊か読んだあとだからか 幅広く綺麗にまとまっていると感じる。 良かったと思ったポイントは 1.カバー範囲が広い (各国の証券市場の成り立ちから、株、債券、投信、証券化、 証券会社経営、未公開株、投資分析、M&Aまで) 2.知識だけを書くのではなく、経緯を記載している。 過去の歴史や海外、政策による証券市場への影響まで記載されているので理解がしやすい。 特に印象深かったのは証券化に伴うリスクシェアリングの考え方。 証券化を行う以前は、会社への融資は銀行が信用リスクを負って行なっていた。 しかし、証券化を行うことにより信用リスクの負担を各投資家に負担させることができるようになった。 これにより、リスクを銀行のみでなく幅広い投資家に対して薄くシェアすることが可能になり、 銀行の資本が毀損した場合に、金融システムの不安定に陥ることを防ぐことができる、とのこと。 実際は、サブプライムの問題でもあげられるように 商品の組成が複雑になっており正しいリスクの査定ができなくなっていた。 リスクの査定とその妥当性が投資家に明確にわかるようになる仕組みができるようになれば リスクシェアリングの考え方は非常に有益なのかな、と感じた。
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