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ロッキン・ホース・バレリーナ 角川文庫
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ロッキン・ホース・バレリーナ 角川文庫

大槻ケンヂ【著】

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ロッキン・ホース・バレリーナ 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2007/09/21
JAN 9784041847169

ロッキン・ホース・バレリーナ

¥495

商品レビュー

4.1

82件のお客様レビュー

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2023/07/26

とってもダサい感想だけどまちことの関係は私たちに似ている。女の闇をみすぎて純粋に恋愛をできなくなった男と自分を肯定するために性交し手に入らないものを追い求める女。サブカル小説だけでは表せない素晴らしい作品だった。

Posted by ブクログ

2023/02/24

初大槻ケンヂ。バンドは聞いたことないなと思ったらさよなら絶望先生のOPのひとだった。そして小説も勢いがあって軽く爽やかでとても良かった。テンポ良く進み、アニメのように、メンバー彼らの若さとロックへの熱情溢れる会話、舞台袖、観客との掛け合い、表情、バンドの活気、怒り、動揺、一コマ一...

初大槻ケンヂ。バンドは聞いたことないなと思ったらさよなら絶望先生のOPのひとだった。そして小説も勢いがあって軽く爽やかでとても良かった。テンポ良く進み、アニメのように、メンバー彼らの若さとロックへの熱情溢れる会話、舞台袖、観客との掛け合い、表情、バンドの活気、怒り、動揺、一コマ一コマが目に浮かぶ。ロックをやってた人ならでは、「ノッてるとき」と「ノッてないとき」ライブの雰囲気がすごくいい。 p98 「ないの!?ファックのいろはがわかってないコだねぇ。顔わかんなきゃ怖くて連絡できないよねぇ。どんなブサイクでもプリクラならそれなりに写るのにさ。ツメ甘いよこのコ」 この言葉だけで町子がどんなろくでもないおっかけライフを送って来たのかわかろうというものだ。 p108 もうアイコンタクトはいらなかった。 耕助の意図を言葉なく察知したバンとザジが合わせた。アカペラが終わり、カウント、野原が一斉に音を重ねた。つきはなすように疾走。引っぱり込むように全力。客たちを音の手のひらに乗せてみせた。 p118 お見事っ。よもや名古屋のライブハウス楽屋でマッチョ・ドラゴン藤波辰爾の必殺技が見られるとは。いつの間にか耕助以外全てのバンドマンが立ち上がっていた。町子に対しておしみない拍手を送り始めた。

Posted by ブクログ

2022/02/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

オーケン。映画とエロと音楽が好きな本も書いて歌ってるおじさん。 今もう56歳なんだってね。 オーケンの小説ってこっちが赤面するような恥ずかしいノリも挟まるけど、毎回勢いに乗せられて読み切ってしまう。野原の音楽みたいな、ひたすら立て続けていくスタイルで気付くと完走しちゃうんだよな。 町子の許す場面だけ疑問が浮かんだけど、あとがきその2で本人が同じことを書いてたので、その後の町子がよりよい方向に進んでることを信じてる。

Posted by ブクログ

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