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清談 佛々堂先生 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2007/09/13 |
JAN | 9784062758406 |
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清談 佛々堂先生
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
初めて読む作者であったが、4話共面白かった。 才能のある者の芽を見つけ出し、それを大きく育て上げる佛々堂先生が、とても素敵描かれている。 祖父の時代には、裕福な家の者が、書生さんなど、勉強ができ優秀なのに、家庭の事情で、進学できない学生などを家から通わしていた。 音楽や美術に...
初めて読む作者であったが、4話共面白かった。 才能のある者の芽を見つけ出し、それを大きく育て上げる佛々堂先生が、とても素敵描かれている。 祖父の時代には、裕福な家の者が、書生さんなど、勉強ができ優秀なのに、家庭の事情で、進学できない学生などを家から通わしていた。 音楽や美術にしても同じで、才能のあるものを後ろ盾する裕福層が居たが、佛々堂先生は、正にその通りである。 本の内容も、八百比丘尼や椿の種類など、中身が濃いい。 雛辻占の我楽多感謝祭にしても、香木や含鉄土石など、一般の者がわからない価値ある物を見抜ける人を佛々堂先生が、選択していること。 遠あかりの 着物の講釈から、その小物迄を、、、そして、昔の人が着物を大事にしていたこと、、、畳紙の茶渋などが、罹れており、祖母から、着物を布団カバーや鏡台掛け、前掛け、袋物へと、今のリサイクルで、使用していたこと話を思い出した。 寝釈迦では、松茸山の話が、面白かった。 詐欺にあわないようにしないといけないと、、、(笑) 『極楽行き』と、言う本もあるみたいだから、今度、探してみようと思う。
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日本の四季・文化の魅力が軽妙で粋に表現されており、まさに清談です。 服部氏といえば経済ミステリーの印象が強かったので、こんな作品を書くとは意外でした。 歳をとったら少しだけでいいので、こんな空気に触れながら生活していきたいですね。 シリーズ化されたようなので、次作を読むのが楽しみ...
日本の四季・文化の魅力が軽妙で粋に表現されており、まさに清談です。 服部氏といえば経済ミステリーの印象が強かったので、こんな作品を書くとは意外でした。 歳をとったら少しだけでいいので、こんな空気に触れながら生活していきたいですね。 シリーズ化されたようなので、次作を読むのが楽しみです。
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当代きっての数奇者、風流人の沸々先生。 こちらが1作目。 思うように絵の描けなくなった日本画家、 港町に隠居する和菓子屋父娘と父を越えられないことに悩む陶芸家、 料亭の若旦那、 山守りの跡取り息子。 各話の登場人物たちの悩みを解決してあげながら、 自分もしっかり...
当代きっての数奇者、風流人の沸々先生。 こちらが1作目。 思うように絵の描けなくなった日本画家、 港町に隠居する和菓子屋父娘と父を越えられないことに悩む陶芸家、 料亭の若旦那、 山守りの跡取り息子。 各話の登場人物たちの悩みを解決してあげながら、 自分もしっかり得をするおちゃめな先生。 それぞれに文化や芸術のネタが絡んでくるのも興味深いし、 なにより話の筋が最後に綺麗にひっくり返るのが見事。 ほろりと涙を零させるような強さはないけど、 何度も情景を思い浮かべたくなるように深くて鮮やか。 まだ続きが出る予定がないというのが本当にもったいないです。
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