30歳からハッピーに生きるコツ

横森理香(著者)

• 販売会社／発売会社: ベストセラーズ/ベストセラーズ
• 発売年月日: 2006/12/18
• JAN: 9784584189863

商品レビュー

2024/04/14

【基本をすること。】
かわいいカバーで、幸せそうな本だったので手に取って見た。
出版当時は40代前半である著者は、女性の生き方についていくつかの本を書かれていたり、サロンをされていたり、スピリチュアルでもあり、活動的なお方であるらしい。

何を信じるかはともかく、この本で書かれていることは、行ってみれば基本的なこと。でも基本的なことを知っている人としている人はどこに差があるのかな、とふと思ったり。知識だけじゃなくて、何かしらの強い信念があって行動が持続できたり、肯定的に取り組めるのかもしれない。

好きなことを仕事にすること、
自分の健康を大事にすること、
野菜を中心に食べること、
早寝早起き、
身体を動かすと心も動く、
自分が稼ぐ範囲で暮らす、
自己投資、今を楽しむ、
少数でも真の友と言える人とのみ付き合う、
親しい人、大事な人ほど適度な距離を心がけ、礼儀を忘れない、
…

著者は25歳で、書くことが自分の好きなことと気付き、そこからそれを仕事にしている。
いろいろと生きるスタイルはそれぞれだけれど、
自分が与えられているものを最大限社会に還元する、っていう姿勢は本当に大事だなーと改めて思った。

40代では悠長に自分探しをしていられない、と初めに書かれていて、
30代での悩みは、貴重なものなのだという視点も得た。

2019/05/12

★読もうと思ったきっかけ
図書館で偶然発見。30歳の今、出産前で将来に不安を感じている。

★感想
エッセイなので、かなり主観的。（けど自己啓発本もエッセイとかなり同義なのでは？と感じた…）
気が楽になったり、ハッとさせられることがいくつか。
スピリチュアルなところは読み飛ばし。

〈仕事のこと〉
入社9年目。もう不満を言う立場ではなく、会社を良くする立場と思ってるけど、「環境変えたい、このままじゃ嫌だ、違うことやりたい」と思ってる。成長できないし、研修講師の仕事はいまだに自信もつかなくて、理想ばかり伝えてることに飽きてきた。研修受けるのは好きだけどね。受けるのとするのは違う気がする…と最近思う。（だって、アイドル見て可愛いって思うけど自分がなりたいかって言うのは違うしな、今気づいたよ笑）
けど、何が結局やりたいか分からなくて気づけば9年。
・「自分の感覚」でやりたいことを見つけてやっていい。
→難しく考えずに、自分の感覚でいいんだーって気が楽に。失敗しても死ぬわけじゃないからなぁ。。
・時期によって感覚変わるから、シフトチェンジすればいい。
・ワクワクドキドキするか＝合ってるか合ってないか
→意外と単純！難しく考えすぎてたなぁ。
・現状維持をするなら愚痴や泣き言言わずに腹くくる
→辞めない、変えない選択したのは自分だもんね。

〈生活〉
・自分の稼げる範囲内で生活する
→ハッとしたー！支出だけ記録してる今、全く意味がない！！収入とお小遣い額はイコールじゃないよ！！あと、見栄はっても本当意味がない。これは呪文のように繰り返さねば…やりがち。
・妻として母としてこうあらねばに縛られればきっと病んでしまう。一番ハッピーな形をオーダーメイドで作っていい。
・夫への好き！は性欲あるから今は持続してるけど、年とって性欲落ちてきて、好きの感情は薄くなっても、夫は「一緒に生きる大切なパートナー」である！
→ホッとした2つ。
・最低限。ムダ毛の処理、ネイルケア（指先のかさかさ）、ボディクリームで潤い補充、白髪染め、歯磨きはすること。
→ハードル高くなくて、ほんと最低限必要だなと思ったこと。

2016/06/13

20代の方、もしくは著者のファンの方にオススメ。

この手の自己啓発本は、全て著者の体験と基準に基づくため、それを受け入れられるか、ファンタジーとして離れて読むか、でないと、読後感があまりよくないように思う。

例えば、30代とタイトルにありつつも、本文中で、35歳で女の価値は終わり始め、40歳になると男性から誘いの声もかからなくなるので、とっとと結婚すべき、私も36歳で結婚した→35歳以上の読者は想定してないのかな？などという矛盾が気になったり、
知り合いがとある事をきっかけに、サイキッカーになり、などに？？？となって、引っかかってしまったり。

考え方は人それぞれなので、自分が？と思ったところを、なぜかな、と考えるにはいいが、自己啓発系は読んだ後のスッキリ感を求めたいので、自分に合う本を読むのが良い。