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中世的世界の形成 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 2001/09/18 |
JAN | 9784003343616 |
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中世的世界の形成
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
半年くらいかかって遂に読み終わった。(途中サボりすぎた……。) 自分には難解すぎて全然理解できなかったが、わかったことと言えば「何を言っているのかわからない」ということである。「わからない」ということがわかった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 東大寺庄園の、十‐十六世紀の歴史を綿密に分析した著者(1912‐86)は、「人間が生き、闘い、かくして歴史を形成してきた一箇の世界」を見事に再構成した。 古代的支配者=東大寺、それに抗争しては蹉趺・敗北をくりかえす人々。 これらはまた著者が直面した暗い谷間の日本社会そのものにほかならぬ。 中世史学の最高傑作の一つ。 [ 目次 ] 第1章 藤原実遠(所領の成立;経営と没落;領主と東大寺) 第2章 東大寺(黒田庄の成立;古代的論理;二つの法) 第3章 源俊方(家系;武士団の成立;中世の敗北) 第4章 黒田悪党(古代の再建;中世的世界;終末) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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中世の歴史を研究した、戦後の新しい幕開けを告げる書。勃興する武士を西欧の中世の領主階級になぞらえて、日本もマルクスの『ドイツイデオロギー』に表現された、世界史過程にあることを、「黒田荘」の資料に読み込んだ。極めて実証主義に徹している。中世の後期の「悪党」は、堕落ととらえたが、後に...
中世の歴史を研究した、戦後の新しい幕開けを告げる書。勃興する武士を西欧の中世の領主階級になぞらえて、日本もマルクスの『ドイツイデオロギー』に表現された、世界史過程にあることを、「黒田荘」の資料に読み込んだ。極めて実証主義に徹している。中世の後期の「悪党」は、堕落ととらえたが、後に網野善彦たちに批判されることになる。
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