齋藤孝の企画塾 これでアイデアがドンドン浮かぶ！

齋藤孝【著】

• 販売会社／発売会社: 筑摩書房/筑摩書房
• 発売年月日: 2007/07/25
• JAN: 9784480816566

商品レビュー

2022/08/23

1.新しいイベントの企画側に就いたのでインプットを増やしていこうと思いました。

2.企画とは「現実を動かす力になって、色んな人を巻き込み、協力をお願いしながら実現するもの」と著者は定義づけています。そのための根本としてアイデアがあります。まず、アイデアを出すためには数を出さなければならないので、著者はデザインシートを活用しています。これを常に持っており、思いついたらすぐに書き込むような習慣を身に着けています。
また著者の気づきとして「良い企画とは最初に意表を突き、かつそれが出るとなぜ今までこれが出なかったのかと思わせてくれるもの」と述べています。このような著者なりの気づきや企画を進める上での大切なポイントをこの本では述べています。

3.読んだだけではダメですね。この本は日頃から実践してこそ真価がわかってくる本です。基本となるのは著者が作成しているデザインシートをとにかく作ってみることです。私の場合、ラジオパーソナリティとしてのネタ帳となるものはメモ帳しか持っていないのでそこに書き込むようにしています。ただ、これだけだと断片的にしか集められず、上手く繋がらない気持ちはありました。本書でいうところの料理する過程に至っていないということでした。

2020/10/05

デザインシートを使いこなす。
テーマを設定し、常に頭におく。

齊藤孝さんの本、いつもながらさらっと読める。
知っているようなことも多かったが、様々な例示があり、参考になった。

2013/09/28

齋藤節は健在。スラスラと読み進められるが、それを実践できるかと言えばこれはかなりのハードル。日常的に企画を考えている人には当たり前なのかも知れないが、通常の事務処理などに追われてしまったり、モノづくりをしている中ではなかなか難しいことも多いのでは？ただ、企画という視点だけではなく、仕事というような大きなくくりで考えてみれば納得することも多い。特に相手（対象者）を他人に求め、その人を喜ばせるという考え方は、企画に限らず使える視点。これだけは確実に実践していきたい。