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サキ傑作集 岩波文庫
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サキ傑作集 岩波文庫

サキ(著者), 河田智雄(著者)

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サキ傑作集 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2004/05/01
JAN 9784003226117

サキ傑作集

¥440

商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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2010/05/28

A・ビアスの短編にや…

A・ビアスの短編にやや構成が類似していたが、それがかえって本作品の価値を低めることは決してないと断言できる。数ページで完結する物語には各々に、ある独特の不気味なものを感ずるだろうし、展開の奇妙さには恐れ慄くだろう。漫然とした日常に鋭利な一突きを!

文庫OFF

2021/03/03

サキの作品集は何種類か読んだけど、最初に読んだからか岩波文庫の翻訳が一番好きで何度も読み返している。スッキリとした文体でスッと入ってくる。芥川龍之介が好きなのだけど、それと同じ方向性で好き。

Posted by ブクログ

2021/02/07

この文庫で読むのはたぶん初めて。でもアンソロジーで読んだ記憶のある短篇がいっぱい。まとめ読みするとまた別の面白さがある。一気に読み終えてしまった。 サキの面白さは意地悪さ。ニヤニヤ笑いだけを残して宙に浮かぶチシャ猫が人間社会を覗いて書き留めた物語のようだ。「トバモリー」はまさにそ...

この文庫で読むのはたぶん初めて。でもアンソロジーで読んだ記憶のある短篇がいっぱい。まとめ読みするとまた別の面白さがある。一気に読み終えてしまった。 サキの面白さは意地悪さ。ニヤニヤ笑いだけを残して宙に浮かぶチシャ猫が人間社会を覗いて書き留めた物語のようだ。「トバモリー」はまさにそういう話。「狼少年」はあらためて読むとポーの一族のエドガーみたいで、ホモセクシュアルな欲望とその隠蔽のメタファーのようにも読める。

Posted by ブクログ

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