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ふたり。 新風舎文庫大賞短編アンソロジー 新風舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新風舎/新風舎 |
発売年月日 | 2006/11/05 |
JAN | 9784289502288 |
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
短編アンソロジー集。 ブックフェアで100円になっていたので 暇つぶしに買ってみた、という程度。 そもそもこの出版社さん聞いたことないなあと思っていたら 倒産されていたんですねえ。 まあ、中に入っている短編もテーマや雰囲気が あまりに雑然としていて、さもありなんという感じですが...
短編アンソロジー集。 ブックフェアで100円になっていたので 暇つぶしに買ってみた、という程度。 そもそもこの出版社さん聞いたことないなあと思っていたら 倒産されていたんですねえ。 まあ、中に入っている短編もテーマや雰囲気が あまりに雑然としていて、さもありなんという感じですが。 基本的には「ライトノベルだな」と思って読むのが正解かと。 面白かったのは中でも「みにくいおんなのこ」「マニキュア」かな。 北沢志貴「みにくいおんなのこ」は、読んでいて苛々するくらいなんですが 女性であれば少なからず共感を覚えてしまうような、 自分の容姿は人よりも劣っているのではないか、という不安を 肥大化して書ききった作品ですね。 テーマはいいんだけど、語り口がちょっと下手。 視点がどこからなのかわかりにくい。 「醜いと思い込んでいたが」「実際はそうではなかった」というように、主人公の視点と真実を書くのであれば、その手法を最後まで貫かなければならないしね。 でもそうするとネタバレになるしね。 すごく惜しい作品だなあと個人的には思う。 調理方法さえ違えば印象が変わると思うんだけど。 松村比呂美氏「マニキュア」が好きなのは、ミステリ好きだからですね(笑) 女の人の書くミステリ、という感じ。 もっと言うなら、女性ホラーコミック雑誌の小説版という感じ。 それでもこの五編の中で一番まとまりのいい書き方をしていると思う。 伏線からオチの張りかたが大袈裟すぎるということもなく、劇的過ぎる結末に持っていくでもなく、でもカタルシスは実現させる。 極力主人公にはモノローグを語らせていないのに、抑圧された憎しみが伝わってくる文章が好みでした。 一時間くらいで読めます。 真面目に考えながら読むべき話もないです。 まあ、わざわざ買うことはないですね。
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一番面白かったのは『マニキュア』(松村比呂美 著) 面白くてやめられなくて最後まで一気に読んでしまいました。 逆につまらなかった『オレンジリング』(岩月 杏佑美 著) 一組のカップルが別れる、別れないをひたすら繰り返して、 最後のほうにさら〜と実は…みたいな。 同じようなパタ...
一番面白かったのは『マニキュア』(松村比呂美 著) 面白くてやめられなくて最後まで一気に読んでしまいました。 逆につまらなかった『オレンジリング』(岩月 杏佑美 著) 一組のカップルが別れる、別れないをひたすら繰り返して、 最後のほうにさら〜と実は…みたいな。 同じようなパターンの繰り返しが途中で嫌になっちゃった。
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『マニキュア』怖ー!でも一番面白かったかも。日日日が浮いてるような気もするけど、そんなこともない、かな。喧嘩の話が結局ぐだぐだ。
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