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魔夢十夜 ミステリー・リーグ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 原書房/原書房 |
発売年月日 | 2006/05/30 |
JAN | 9784562040193 |
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魔夢十夜
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丹崎恵の通う慈久学院はかつてはミッションスクールで全寮制の女子高だった。 通学に往復三時間かかる恵は寮に入ることにするが、ルームメイトになった藍野望から先日自殺した藤堂千津香についてある調査を依頼される。 千津香について調べるうち、学院内にあるカルトめいた集団があり彼女がそれに関...
丹崎恵の通う慈久学院はかつてはミッションスクールで全寮制の女子高だった。 通学に往復三時間かかる恵は寮に入ることにするが、ルームメイトになった藍野望から先日自殺した藤堂千津香についてある調査を依頼される。 千津香について調べるうち、学院内にあるカルトめいた集団があり彼女がそれに関わっていたらしいことを知る。 やがて事態は思わぬ方向へ進み、絡めとられるように恵もその集団に関わってしまいそして事件は起きた。 学院の近くのホテルで女生徒の変死体が見つかり、さらにふたりの女生徒が何者かに突き落とされたのだ。その遺体は奇妙なことに二つ重なっていた。 一体学院内では何が起こっているのか? はじめての作家さんです。 「女子高」「礼拝堂」「秘密組織」ときたらこれしかないでしょう、の展開にはちょっと笑ってしまいましたが、推理部分はしっかり本格で、そのロジックには驚かされました。 数々の暗号の解読や易についての薀蓄にもかなり力が入っていましたし(でも斜め読みしてしまいましたが)。 全体的にとても楽しんで読みました。 が、時折挿入される古代エジプトの邪神についてのエピソードがちょっと邪魔。 どう絡んでくるのかわくわくしていたのに、これだけ?といった感じで、べつに無くても話は通じるのでは・・・。 でもこれが持ち味なのでしょうか?他の作品を読んでいないのでわかりませんが。 ある意味バカミス?な一冊でした。
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厚みのあるミステリ。寮のある学校内で起こる連続殺人。ほとんどの舞台が学内で起こる。主人公含め、どうやら作者の別の複数の作品から引き続いているキャラが数人いるようで、軽く語られるだけになってしまっている背景が残念だった。大筋がその前作に関わっているようなので、ある部分だけを見ると、...
厚みのあるミステリ。寮のある学校内で起こる連続殺人。ほとんどの舞台が学内で起こる。主人公含め、どうやら作者の別の複数の作品から引き続いているキャラが数人いるようで、軽く語られるだけになってしまっている背景が残念だった。大筋がその前作に関わっているようなので、ある部分だけを見ると、前作を読まないと把握できない所がある。暗号やトリックに関しては、幅広い知識を使用したものとなっていて、楽しめた。追い詰められた犯人が、犯行の全貌をスラスラ話してしまうのは、この著者の作風なのだろうか。人間模様でのミステリよりも、トリックの秀逸さに魅力を感じる人に合うと思う。
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好きなライトノベル小説の作家が、自分の通う高校の文芸部員だと気付き、入部した『恵』。折しも、寮で自殺した生徒に関することを頼まれ調べていると、不思議な暗号を見つける。どうやら秘密のサークルにかかわっていたらしいと、暗号の解読を始めた『恵』の周りで、立て続けに殺人事件が起こる。 ...
好きなライトノベル小説の作家が、自分の通う高校の文芸部員だと気付き、入部した『恵』。折しも、寮で自殺した生徒に関することを頼まれ調べていると、不思議な暗号を見つける。どうやら秘密のサークルにかかわっていたらしいと、暗号の解読を始めた『恵』の周りで、立て続けに殺人事件が起こる。 暗号やトリック、オカルト組織に、古代エジプト神の邪悪な力などなど、いろいろな要素が織り交ざっています。う~ん、やっぱり盛り込みすぎな気が・・邪神の力に含みを持たせるラストもちと弱い感じで。 それと、テンポが良くない。特に会話シーンに違和感を感じる。特殊な雰囲気と個性を出そうというのはわかるんだけど、なじめなかった。 ようは、好みじゃなかったです。
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