少年A、なぜ精神は壊れたのか 「神戸事件」犯人にみる心の軌跡と真の犯行動機

柴原貞夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本文芸社/日本文芸社
• 発売年月日: 1998/11/26
• JAN: 9784537026627

商品レビュー

2019/04/20

この分析…ベテラン中のベテランが出した分析なのだから小生のような者が口をだすべきではないので差し控えるが…だけど挑戦文の辺りは非常に解せない。これは一般の方が読んでもわかりにくいのではないかと思う。かなり噛み砕いてあるのは認めるが、最後にまとめ考察でレポートを入れてほしいと思う。 なぜこのようになったかを知りたいと思う方には「少年A 矯正2500日全記録」を勧めたい。

2012/10/17

酒鬼薔薇聖斗の事件を、心理学的見地から読み解こうとするもの。

いまいち面白くない。
事件に”解説”を加えても、あまり意味がないように思う。真実は少年の中にしかないのだから。

2009/10/17

心理学的にはこういう分析になるのだろう。
少年の家庭環境に絞った分析。
賛同できる部分も多々ある。家庭に問題があったことはおそらく間違いない。しかし同じような環境でも犯罪に走らないケースもほとんどだろう。
その違いはどこにあるのか。
この本では主に母親との関係に絞っている。父親は同なのだろうか。
男子の場合圧倒的に母親との関係が大きいんだろう。