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提督の決断 吼える四戦艦 歴史キャラクターノベルズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光栄/ |
発売年月日 | 1994/03/31 |
JAN | 9784877190873 |
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提督の決断 吼える四戦艦
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提督の決断 吼える四戦艦
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大東亜戦争も四年目に突入した年の瀬。横須賀の港に浮かぶ旧式の戦艦・扶桑と、それを見つめる初老の提督、犬田少将。時代に取り残された扶桑、山城、伊勢、日向たち帝国海軍のお荷物戦艦に最後の活躍をさせたい。その雄姿に相応しい最高の死に場所を与えてやりたい――そう願う彼の元にそれぞれ組織か...
大東亜戦争も四年目に突入した年の瀬。横須賀の港に浮かぶ旧式の戦艦・扶桑と、それを見つめる初老の提督、犬田少将。時代に取り残された扶桑、山城、伊勢、日向たち帝国海軍のお荷物戦艦に最後の活躍をさせたい。その雄姿に相応しい最高の死に場所を与えてやりたい――そう願う彼の元にそれぞれ組織からはみ出す無頼者達が集う。アメリカ人とのクォーター参謀・犬坂、天才戦闘機乗り・犬飼、水雷屋・犬山、砲術屋・犬川、魚雷艇乗り・犬江、駆逐艦艦長・犬塚、次席司令官・犬村……八人それぞれの想いを艦は乗せ、決戦の海原へ抜錨する。果たして勝利の女神が微笑むのは日本軍か米軍か。戦艦マニアの著者が贈る、情熱溢るる艦隊決戦架空戦記! そろそろ舞台だから八犬伝熱高めておかなくちゃな~と思い何か気になる小説はないものかなと伏姫屋敷さんで探っていたら、現在艦これが熱い自分としてはなかなか興味深いこちらの一冊を発見。古本で取り寄せてみたはいいものの、私、どうも軍事ものって苦手なんだよね~、艦これの公式作戦本とか、よくわかる太平洋海戦的な本もたまに借りてみたりはするけど、いつもちょっと読んだだけであんまり頭に入ってこないからってすぐ閉じちゃって……これも買ってよかったのかしら、と思いつつも、読み初めてみるとこれがスルスルスルスル読めました。これはきっと吉岡氏の文章が読みやすかった、私に合ってたのもあるんだろうけども。いい文章でした。久々にいい活字を読めたって感じ。 で、感想。いやーーーすっごく! おもしろかったです! もちろん八犬伝ものとしても。名前じゃなくて名字が同じだけなんだけど犬飼がもうすっごく現八って感じでめちゃくちゃ好みだった( ;∀;) かっこいいよう現八いいい あと水雷屋の道節もいいな~~魚雷艇乗りの親兵衛(犬江)もね、まるで特攻するみたいな覚悟で戦いに臨むから、どうしても悲壮を感じずにはいられなかったヨ……一番年下だからか犬田提督が死なせたくないけど死なせようとしてるのは自分なんだなって矛盾に切なくなってるところとか、ああ、戦争って……とむなしくなりました。だからこそ熱くもあるんだけど(´; ;`) 一番意外なキャラクターだったのは信乃(犬塚)でこういう破天荒な駆逐艦乗りってまさに戦場の荒くれ者って感じで格好良かったです。カメラが趣味っていうのもギャップがあって可愛いし、浜路とラブラブなのもよい。子供も出来てたし。毛野ちゃん(犬坂)もいいなあ~~参謀なんていかにも毛野って感じですし小文吾(犬田提督)とずっと行動を共にしてるのも二人の関係を考えればものすごく合ってます。一番好きな大角(犬村)は安定の影の薄さだったけど愛宕で扶桑達守ってくれたからつおい……ぞたぶん!(何 あっとキャラクターのことばっかり書いてるからもうこの辺にして、今まで艦これや、本や動画の知識とかで見てきて、でもあんましピンとこなかった戦艦、空母をはじめとする艦艇のこと、主砲や対空兵装、砲弾などのこと(三式弾も徹甲弾もすごすぎ! 特に三式弾の描写がスゴい)アメリカ軍がどれだけ質より量で日本及び世界を圧倒していたかと言うこと(やっぱ豊かな国は違うわ……こりゃ勝てねえわ……としみじみ思った)軍縮条約ってどういうものだったのか、それでどういう風に艦艇づくりが変わっていったのか、etcetc...ととにかくたくさん、今までよくわからなかったものがすごくわかりやすく頭に入ってきて、作品の面白さに拍車をかけてたと思います。多分、私には、架空戦記でもこういう物語つきで海戦についての知識を吸収していくのが合ってるんだろうなあ。そう思うと雪風の小説とか読みたくなってきちゃった。前から読んでみたくはあったけど。それにしても戦艦VS戦艦なんて架空戦記だからできるな~ロマンがある~ 展開としてはもうこれで最後か……ってところのそれぞれの描写がすごくぐっときました。特に犬塚艦長のがすごく気に入ってます…いい最終回だった(違 そしてまさかの展開……架空戦記っていつもこういう風に勝つのかなっ!? って思いましたが、いや~~さすがに熱いですねえええ~~~!!! なんで私の鎮守府には武蔵と大鳳いないんだよおおお~~~はっこれ読んだ今なら来てくれる!? レッツ溶鉱炉!(秋イベ前だぞやめろ でもほんと来てほしい……この二隻以外はうちにいるのに…… 最後に出てきたのが里見大将と八房参謀だったのでこれどう考えても伏姫やーん!って思いました。助けに来てくれるし! 最後の荘助(犬川)大尉のシーンもすごくよかった…結局みんな戦死しちゃうのかな。それぞれの最期を読んでみたかったです。
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