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天離る月星 古代幻想ロマンシリーズ 3 ボニータC
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天離る月星 古代幻想ロマンシリーズ 3 ボニータC

長岡良子(著者)

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天離る月星 古代幻想ロマンシリーズ 3 ボニータC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 1985/09/01
JAN 9784253091206

天離る月星

¥220

商品レビュー

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2007/02/17

長岡良子の描く古代幻想ロマンシリーズのひとつ。 これは、藤原不比等を主人公にした 一連の物語の中の元となるエピソードで、 このあと「眉月の誓(まゆづきのちかい)」 という全4巻の連載へと続きます。 このまんがのオリジナル設定としてあるのが、 不比等の異母妹にあたる 五百重娘(い...

長岡良子の描く古代幻想ロマンシリーズのひとつ。 これは、藤原不比等を主人公にした 一連の物語の中の元となるエピソードで、 このあと「眉月の誓(まゆづきのちかい)」 という全4巻の連載へと続きます。 このまんがのオリジナル設定としてあるのが、 不比等の異母妹にあたる 五百重娘(いおえのいらつめ)が、 彼が本気で愛した唯一の女性だったというもの。 もの心ついた頃から孤独で、身内の死や戦を体験し、 世の厳しさを嫌と言うほど体験した不比等が、 唯一心を許せるのが五百重だったのですが、 彼女は政略結婚で、 時の帝に嫁くことになってしまいます。 五百重との別れの夜、 「お前を必ず取り戻す」と誓った約束を胸に、 不比等は大いなる野望を実現してゆくことになります。 決して甘いラブストーリーではなく、 なかなかシビアです。 五百重との恋も 実ったようで実らないところが好きです。 欲しいものを手に入れた代わり 多くを失い、変わってしまう不比等ですが それでも彼は決して後悔はしません。 これと梅原猛の「隠された十字架」を 一緒に読むと面白いです。

Posted by ブクログ

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