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天涯の船(下巻)
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天涯の船(下巻)

玉岡かおる(著者)

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天涯の船(下巻)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2003/02/25
JAN 9784103737087

天涯の船(下巻)

¥220

商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2019/06/13

第一次世界大戦の中、戦火渦巻く欧州のミサオ。 やはりそこには、神のいたずらか、カワウソ様との再会があった。 これだけ偶然が重なれば、意識していなかった2人でも意識するようになるだろうというもの。 それが、お互いの気持ちを封印していた2人なら燃え上がるのは当然かなと。 ドロドロ...

第一次世界大戦の中、戦火渦巻く欧州のミサオ。 やはりそこには、神のいたずらか、カワウソ様との再会があった。 これだけ偶然が重なれば、意識していなかった2人でも意識するようになるだろうというもの。 それが、お互いの気持ちを封印していた2人なら燃え上がるのは当然かなと。 ドロドロの不倫劇のはずですが、ミサオの優雅さ、幸次郎の愚鈍な愛らしさで綺麗にまとまった恋愛劇に感じました。 矩子の気持ちを思うとそうも言えないでしょうけどね。 ミサオの数奇な人生を一緒に辿り、船のジュエリーを想像しながら本を閉じました。 素敵なお話でした。

Posted by ブクログ

2015/08/21

楽しかった~~。 下巻は恋愛小説という感じでした。 正妻側が書かれていなかったので、キレイな感じで終われていて良かったなと思いました。 鷹彦の出番は中途半端でしたね。 一気に読めました。

Posted by ブクログ

2014/05/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

総合評価☆3・8ぐらい。 下巻になったら調子でてきた。 ミサオと光次郎、顔合わせはしてるし、お互いの気持ちは知っているのにすれ違ってしまう。 にしても、このヒロイン、ちょっと気を寄せた紳士に一夜を共にしてしまったり、いったん手をとったのに突き放したり、ものすごいファムファタールぶりを発揮する。少女漫画っぽいとしか言いようがない。まあそこがいいんだけど。 ロマンティックな場面ばかりをクローズアップしているんだけど、肝心の大人らしい場面が説明調で退けられるのが残念。 最後に明かされる語り部の正体は意外だったが、ミサオを偽ったヒロイン、光次郎、そして実の姪の三角関係にどぎどぎしたが、あっさりと体よく据えられた第三者的な男とくっついてしまってもの足りない。 息子にたしなめられるたけど、たしかにいい年して不倫なんだよなあ。 大作であることは評価したいが、盛り上がりがいまひとつ欠ける。

Posted by ブクログ