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暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/02/10 |
JAN | 9784120037047 |
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暗闘
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太平洋戦争末期の、アメリカとソ連の間で、また日本の内部(天皇-陸軍-海軍)で繰り広げられた「暗闘」のプロセスを明らかにし、終戦の事情や領土問題に関する「真実」をあぶり出す本。 戦争を終結させるために原爆は落とされなければならなかった、ソ連は自国の領土を取り戻した、日本の軍部は国...
太平洋戦争末期の、アメリカとソ連の間で、また日本の内部(天皇-陸軍-海軍)で繰り広げられた「暗闘」のプロセスを明らかにし、終戦の事情や領土問題に関する「真実」をあぶり出す本。 戦争を終結させるために原爆は落とされなければならなかった、ソ連は自国の領土を取り戻した、日本の軍部は国民世論の影響を受けた、天皇は「余の一身はどうなろうとも」と言った・・・それら、まことしやかに言われている欺瞞の実態が明らかになる。 特に、ソ連による火事場泥棒の内幕についてはとてもよくわかった。ソ連をのどかに信じていたことや、勝ち目のない戦争の中での日本指導層(特に陸軍)の無為無策ぶりが胸に沁みる。
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終戦70年の節目に読破。先の戦争を終えるまでの関係者の戦略策定、意思決定、行動に移すまでの過程を膨大な資料をもとに記述している。500ページを超える大作、読みごたえあり。日本人であり、アメリカの大学でロシア史の博士号を取得したという著者だからこそ、中立の立場で俯瞰的にこの人間ドラ...
終戦70年の節目に読破。先の戦争を終えるまでの関係者の戦略策定、意思決定、行動に移すまでの過程を膨大な資料をもとに記述している。500ページを超える大作、読みごたえあり。日本人であり、アメリカの大学でロシア史の博士号を取得したという著者だからこそ、中立の立場で俯瞰的にこの人間ドラマを書くことができたのだろう。
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従来、日米間の関係のみから議論されてきた原爆問題に、ソ連との関係も加えることにより、新しい解釈を説得的に示す。確かに原爆投下は日本の政策決定主に降伏を急がせたが、より決定的だったのは、八月八日のソ連の日本侵攻の方であった、と言う。
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