- 中古
- 書籍
- 文庫
ルナティックス 月を遊学する 中公文庫
定価 ¥1,026
550円 定価より476円(46%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2005/07/25 |
JAN | 9784122045590 |
- 書籍
- 文庫
ルナティックス
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ルナティックス
¥550
在庫なし
商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
/睦月―月球儀に乗って /如月―遊星的失望をこめて /花月―月がとっても青いから /卯月―月のタブローは窓越しに /皐月―月は今宵も遠ざかっている /水無月―お盆のような月が出る /文月―神々はモノリスの月に棲む /葉月―月の女王の帝国 /菊月―熱い月と冷たい月 /神無月―花鳥風...
/睦月―月球儀に乗って /如月―遊星的失望をこめて /花月―月がとっても青いから /卯月―月のタブローは窓越しに /皐月―月は今宵も遠ざかっている /水無月―お盆のような月が出る /文月―神々はモノリスの月に棲む /葉月―月の女王の帝国 /菊月―熱い月と冷たい月 /神無月―花鳥風月の裾をからげて /霜月―遠い月の顛末 /今夜もブリキの月が昇った
Posted by
13の月に分けて,それぞれにテーマを設けて,「月」について考察 神話,書籍,映画,科学的考察etc... 様々なテーマで,飽きない1冊
Posted by
編集者であり日本文化研究者でもある著者が、 古今東西の文化・文芸を引き合いに出しつつ「月」への偏愛を綴った、 雑誌連載がベースのエッセイ集。 本編全12章、睦月(1月)~極月(12月)に分けて、 様々な神話や文学に現れた月の諸相について縦横無尽に思索を巡らせていて、 あたかも、 ...
編集者であり日本文化研究者でもある著者が、 古今東西の文化・文芸を引き合いに出しつつ「月」への偏愛を綴った、 雑誌連載がベースのエッセイ集。 本編全12章、睦月(1月)~極月(12月)に分けて、 様々な神話や文学に現れた月の諸相について縦横無尽に思索を巡らせていて、 あたかも、 それぞれの月の出を待ちながら美酒を酌み交わす際の佳肴といった風情。 補遺の章題が「新月」というのも心憎い。 ヨーロッパのデザインの月は小さく、日本の月の意匠はやたらに巨きい。〔p.182〕 に、ハタと膝を叩いたが、 これは大昔から自然を愛し、親しんできた日本人ならではの感性に由来し、 雪月花・花鳥風月を愛でる数寄に起因する、とのこと。 宗教学者・鎌田東二による解説も愉快で、 月を愛する「月球派」は諧謔と韜晦に満ちた粋人であり、 対する「太陽族」は野暮天なのだそうだ(笑)なるほど。 月に関する図版と神格を列記したミニ事典も楽しい。
Posted by