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怪談のとびら 子どもが消える公園(2)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | リブリオ出版/ |
発売年月日 | 2005/05/20 |
JAN | 9784860572143 |
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商品レビュー
4
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アツ子の家の近所には幽霊屋敷だと噂されている館があります。何か曰くがあるワケでは無いのですが、物音を聞いたり、変な物を見たという人がいるのです。それが本当の事か知りたくなったアツ子たちは4人で洋館に向かうのですが……。 *** 前回読んだ、児童向け怪談本の同シリーズ。同じく...
アツ子の家の近所には幽霊屋敷だと噂されている館があります。何か曰くがあるワケでは無いのですが、物音を聞いたり、変な物を見たという人がいるのです。それが本当の事か知りたくなったアツ子たちは4人で洋館に向かうのですが……。 *** 前回読んだ、児童向け怪談本の同シリーズ。同じく柔らかい語り口の、ちょっと怖くて、不思議で悲しくなるような話が紡がれている。前の巻はもう少し怖い話が多かったように思ったが、今回は幽霊が助けを求めたり、寂しさからよってきたりと少し悲しくなるような話が中心だった。 怖さを全面に出してくる怪談本は、恨みや辛さのあまり人間を襲う悪霊の様な姿をとるが、この本に出てくる幽霊たちは思わず手をとって助けたくなるような幽霊たちだった。 話の中に出てくる幽霊達の多くは、望みを語り手達によってかなえることができ、無事に成仏したり、害のない守護役に変化したりと遺されたもの達の、悲しさは残るが概ねハッピーエンド。とても心に残る話が多い。 一話一話はとても短いのだが、この短さでわぁ、よかったねぇ。と思わせる作者は素晴らしいと思う。
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