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恐怖 文春文庫
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恐怖 文春文庫

筒井康隆(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2004/02/10
JAN 9784167181130

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商品レビュー

2.9

21件のお客様レビュー

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2010/05/28

ブラックユーモアたっ…

ブラックユーモアたっぷりのストーリに思わず「ニヤッ」文化人が多くk住む街でおこる連続殺人事件。その背景にはどうやら税務署の建物崩壊事故により亡くなった遺族の影が・・・200ページの中篇でストレスなく楽しめます。

文庫OFF

2022/04/06

「筒井康隆」の『恐怖』を読みました。 「筒井康隆」の作品は、本年3月に読んだ『日本以外全部沈没』以来ですね。 -----story------------- 姥坂市で起きた連続殺人事件。 犯人の狙いはどうやら、町に住む文化人を皆殺しにすることらしい。 「次に殺されるのは俺だ」、...

「筒井康隆」の『恐怖』を読みました。 「筒井康隆」の作品は、本年3月に読んだ『日本以外全部沈没』以来ですね。 -----story------------- 姥坂市で起きた連続殺人事件。 犯人の狙いはどうやら、町に住む文化人を皆殺しにすることらしい。 「次に殺されるのは俺だ」、作家の「村田勘市」は次第に半狂乱に追いつめられていく。 一体犯人は何者なのか? 謎解きのサスペンスに加え「恐怖とは何か?」という人間心理の奥底にせまる異色傑作ミステリー。 ----------------------- 「筒井康隆」作品って、10代の頃に読んだSF作品のイメージが強いのですが、本作品は恐怖を題材としたミステリー作品です。 相変わらずユーモアに溢れた、それも相当に黒いユーモアたっぷりの文体で「筒井康隆」らしい作品でしたね。 次に殺人犯に狙われているのはオレかもしれない、、、 もしかしたら身近なコイツが殺人犯かもしれない、、、 じわじわと恐怖が迫ってきて、徐々に精神が蝕まれていくシーンが、ユーモア溢れる文体で上手く描写してあると感じました。 読者という立場から、面白おかしく読めましたけど、自分が狙われているかもしれないと思うと、同じような心理状態に陥るのかもしれませんね。 「アガサ・クリスティ」の名作『そして誰もいなくなった』等ミステリーの定番が引用してあるのも興味深かったなぁ。 ミステリー色よりもホラー色の強い作品でした。 まずまずですかね。

Posted by ブクログ

2020/03/12

作家が住む街で連続殺人事件が起こり「次は自分が殺されるかもしれない」と感じ、その恐怖で生活がどんどんおかしくなる話。 んー。 犯人探し的なミステリーという感じではない 殺されるかもという恐怖はなんとなく軽薄で どこか滑稽なギャグみたいな雰囲気で 先が気になってあっという間に読...

作家が住む街で連続殺人事件が起こり「次は自分が殺されるかもしれない」と感じ、その恐怖で生活がどんどんおかしくなる話。 んー。 犯人探し的なミステリーという感じではない 殺されるかもという恐怖はなんとなく軽薄で どこか滑稽なギャグみたいな雰囲気で 先が気になってあっという間に読めた、という意味では楽しめたのかもしれないが、読み終わってみたときに残るものは少ない。

Posted by ブクログ

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