- 中古
- 書籍
- 書籍
夏目金之助ロンドンに狂せり
定価 ¥3,740
220円 定価より3,520円(94%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社/ |
発売年月日 | 2004/04/10 |
JAN | 9784791761104 |
- 書籍
- 書籍
夏目金之助ロンドンに狂せり
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
夏目金之助ロンドンに狂せり
¥220
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
Q1.夏目漱石はいかにしてロンドン留学で挫折したのか? Q2.狂せりと電報を打ったのは誰だったのか?? Q3.金之助から漱石へ、どう変貌したのか??? * 環境や文化の違い、アクシデントなどもありましたが、本書を読む限り、漱石の真面目で不器用な性格が、挫折を生んだように見えてな...
Q1.夏目漱石はいかにしてロンドン留学で挫折したのか? Q2.狂せりと電報を打ったのは誰だったのか?? Q3.金之助から漱石へ、どう変貌したのか??? * 環境や文化の違い、アクシデントなどもありましたが、本書を読む限り、漱石の真面目で不器用な性格が、挫折を生んだように見えてなりませんでした。 同じように海外留学した森鴎外や永井荷風たちは(彼らも挫折をしたかもしれませんが)作品や結果を残していることから、やはり漱石の資質を思わずにはいられません。 始めは漱石さんも、誕生日パーティーをしてもらったり、初めて自転車に乗ったりと、ロンドンライフを楽しんだようにも見えたんですけど… * A1.「僕は下宿籠城主義とした」p424 次第に神経過敏になり、誰かに悪口や監視されていると思い込むパラノイア状態に。 A2.「夏目狂せり」p459 と電報を打った人が誰かは結局わかりませんでした。でもそんな噂が蔓延するほどひどい状況だったようです。 A3.夏目金之助から夏目漱石へ 「金之助が作家になったのは、英国に行って、『文学論』を書いたからだといってもよい」p440 漱石は、この挫折のおかげで?後の作品が生まれたことから「深く感謝」p463と自虐的に言っています。 …!Σ( ̄□ ̄)! 『文学論』を読まねば! 研究はまだまだ続きます。
Posted by