- 中古
- 書籍
- 書籍
楽園の鳥 カルカッタ幻想曲
定価 ¥2,860
990円 定価より1,870円(65%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2004/10/25 |
JAN | 9784062124393 |
- 書籍
- 書籍
楽園の鳥
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
楽園の鳥
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
主人公の恋に盲目的というか恋人がいないと深い水底に落ちているような夢から出てこられないような気質にも、恋人のいつまでも子どものような責任感のない言動にも、共感しにくい。 ただそのあたりの感情面をこういう人もいると流し読むと、分厚い一冊ながら難解な文ではなく、タイのカオサンやインド...
主人公の恋に盲目的というか恋人がいないと深い水底に落ちているような夢から出てこられないような気質にも、恋人のいつまでも子どものような責任感のない言動にも、共感しにくい。 ただそのあたりの感情面をこういう人もいると流し読むと、分厚い一冊ながら難解な文ではなく、タイのカオサンやインドの香りや色彩の描写が美しく、夢で旅をしているような感覚になれる。 香りを物語から感じ、深く息を吸い込み、吐き出して、こみかみの手前からスーッと感じる物悲しさや芳醇なひと続きの言葉の力、この時間がとても好きだ。 好きなフレーズ “自然は物語を生み、物語は自然と呼応している。遠い昔から、人は物語にすることで、世界を理解しようとしてきた、”
Posted by
異国耽美主義。文化や言語ではない。美を見る。それが異国さ。カルカッタさ。楽園さ。小説は楽園を作りだす装置さ。
Posted by
読み終えた記念に。異国の風土の描写は極めて秀逸。鮮麗で迫真、過不足なし。登場人物の人格は、評価というより好悪が割れそう。奔放で闊達な世界に浅い心理や心象が不釣り合いに見えてもどかしく思える。
Posted by