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マンガ産業論
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2004/07/12 |
JAN | 9784480873460 |
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マンガ産業論
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2004年刊行。刊行時からみて、現在は、さらにメディアミックスが進展。そういう意味で、内容はやや古く、本書指摘の如く、マンガ雑誌をハブと捉えることは、もはや困難か。つまり、現代では、マンガ雑誌は単行本・アニメーション・映画やTVドラマ・ゲーム・音楽・プラモ等玩具と等距離かつ複合的に論じられるべきもの。さらには、現代は、アニメが軸となったメディアミックス戦略のようにも。つまり、アニメやTVドラマをハブに(特に深夜アニメの場合が顕著)、漫画、一般小説(「新世界より」等)やライトノベル販促ツール化しているとも。 もっとも、本書もこれを予見していたかのごとき記述はある。マンガ雑誌自体、マンガ単行本の販促の手段と割り切っている社もある、という指摘だ。これに対して、戦後期の解説、特に、赤本、貸本マンガの異同や、大阪を中心とした赤本販売が、東京を軸とする書籍・雑誌販売への対抗軸を有した過去、それが消滅していった過程はなかなか興味をそそる。
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近年のマンガ史の整理は懐かしさを感じることができるし、マーケティングを軸にマンガの盛衰を描くのは何かしらの新しさを感じる。文章は堅いけどすっきりとした文体で、なんだか学術論文の香りがする。 ただ踏み込んでほしかったのは編集者のこと。 マンガ家が稼げない中で、編集者ってめちゃめち...
近年のマンガ史の整理は懐かしさを感じることができるし、マーケティングを軸にマンガの盛衰を描くのは何かしらの新しさを感じる。文章は堅いけどすっきりとした文体で、なんだか学術論文の香りがする。 ただ踏み込んでほしかったのは編集者のこと。 マンガ家が稼げない中で、編集者ってめちゃめちゃ高給なんだよね。 そこの矛盾というか、課題の解決をどうとらえているのかを読んでみたかった。これが「あとがき」に書いていた組合云々ってやつなのかな。
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取材用一夜漬け資料。データは古いが第一部のみ読む価値アリ。 ハードウェアからソフトウェアへの産業構造の転換 戦後からのマンガ市場の変遷を丁寧に解説
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