1,800円以上の注文で送料無料

異形の城 書下ろし歴史長篇
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

異形の城 書下ろし歴史長篇

東秀紀(著者)

追加する に追加する

異形の城 書下ろし歴史長篇

定価 ¥1,980

220 定価より1,760円(88%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2003/09/18
JAN 9784062120265

異形の城

¥220

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/03/05

安土城築城から本能寺の変までの信長の目指していた天下とそれに不安を覚える光秀の心の葛藤を描いた作品。オーソドックスな展開で登場人物も少ないので読みやすい。光秀に謀叛を唆す人物が意外な人だったので最後まで飽きずに読めた。

Posted by ブクログ

2009/09/06

そう、まさに信長は袋の鼠だ。もし、光秀に信長を討つ勇気さえあれば。彼奴を間違いなく倒せる心の強ささえあれば。  自分は強くならねばならぬ。  光秀はそう堅く心に誓った。 (P.231)  信長にとっては、束の間の安全など、唾棄すべきものだった。美しく、動的なもので、一瞬でも人の心...

そう、まさに信長は袋の鼠だ。もし、光秀に信長を討つ勇気さえあれば。彼奴を間違いなく倒せる心の強ささえあれば。  自分は強くならねばならぬ。  光秀はそう堅く心に誓った。 (P.231)  信長にとっては、束の間の安全など、唾棄すべきものだった。美しく、動的なもので、一瞬でも人の心を奪うこと。話に聞いた西洋のドゥーモの内部空間を、目の前で実現してみせること。それが、城だけでなく、すべてにわたって、彼の目指したことだったのだ。 (P.280)

Posted by ブクログ

2007/04/17

安土城が完成し集まった織田家諸将。皆が異口同音にその出来を褒め称える中、明智光秀は吹き抜けの構造に不安を覚えていた。荒木村重は光秀と同じ懸念を抱き、意見したことで、信長の不興を買う。それがきっかけであったかのように村重は離反し、光秀の心も揺れる。妻の死後、信長と不仲になった濃姫と...

安土城が完成し集まった織田家諸将。皆が異口同音にその出来を褒め称える中、明智光秀は吹き抜けの構造に不安を覚えていた。荒木村重は光秀と同じ懸念を抱き、意見したことで、信長の不興を買う。それがきっかけであったかのように村重は離反し、光秀の心も揺れる。妻の死後、信長と不仲になった濃姫と愛し合うようになり、ついには彼女の勧めで本能寺の信長を討とうと決心したが――・・・。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品