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小林秀雄全作品(7) 作家の顔
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小林秀雄全作品(7) 作家の顔

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小林秀雄全作品(7) 作家の顔

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商品詳細

内容紹介 内容:作家の顔
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2003/04/10
JAN 9784106435478

小林秀雄全作品(7)

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2024/03/04

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2011/07/10

 長谷川如是閑の「新聞紙の於ける社会的感覚の欠乏」から以下引用 「新聞は科学とは異なる。現象の科学的把握は、全くそれ自体の価値をもち、科学者がそれを科学の資材として記録として発表することは絶望的である。之に反し、新聞紙の意図は、科学の建設ではなく、社会人の感覚の建設である。した...

 長谷川如是閑の「新聞紙の於ける社会的感覚の欠乏」から以下引用 「新聞は科学とは異なる。現象の科学的把握は、全くそれ自体の価値をもち、科学者がそれを科学の資材として記録として発表することは絶望的である。之に反し、新聞紙の意図は、科学の建設ではなく、社会人の感覚の建設である。したがって新聞的知識は、科学的知識とは異って、それが社会的感覚をまた社会的情操をいかに刺戟し、社会人的交渉にいかに影響するかを顧慮し、いかに社会的秩序と安寧と更らに社会的儀礼と体裁と、そんなものにまで影響するかも顧慮せねばならぬのである。それは新聞紙法というような法律があるがためではなく、新聞紙の社会的機能の当然なのである。  その点で新聞紙は、又文学芸術とも異る。文学芸術、殊に前者は、社会的真実を強い色彩と曲線とで再現するもので、それによって、社会的感覚と情操とを向上発展せしめるものである。従ってその表現は自由にして独自的で、社会人の平均的感覚に停頓すべき理由はなく、そこの停頓したら文学の否定である。然し、新聞が寧ろ社会人の平均的感覚の涵養に止まるべきことは、新聞に現れる科学的知識が大学紀要に現れるようなものであってはなあらぬと同じである。感覚に於て、情操に於て、知識に於て 、新聞紙は、社会人を、専門家としてではなく、学者としてではなく、天才としてではなく、奇人としてではなく、偉人としてではなく、全く正常の平均人として取り扱うべき権利と義務をもつものである。だから、文学、芸術がもつような、自由性や超越性は、新聞紙の性格としては許されないのである。」 文芸時評も、文学界において、新聞によく似た運命を持っている。科学的建設に走ってもいけないし、自由な創造の世界にさまよう事も許されていないのである。

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2009/09/01

2009/10/4図書館で借りる 2009/ 文学の伝統性と近代性: 作家の顔. 「文学界」編輯後記10. 純粋小説について. 初舞台. 私信. 文芸月評9. 「文学界」編輯後記11. 井の中の蛙. 文芸月評10. 「文学界」編輯後記12. 思想と実生活. 文芸時評のヂレン...

2009/10/4図書館で借りる 2009/ 文学の伝統性と近代性: 作家の顔. 「文学界」編輯後記10. 純粋小説について. 初舞台. 私信. 文芸月評9. 「文学界」編輯後記11. 井の中の蛙. 文芸月評10. 「文学界」編輯後記12. 思想と実生活. 文芸時評のヂレンマ. 中野重治君へ. 文芸月評11. 「文学界」編輯後記13. 現代小説の諸問題. 文芸月評12. 「夜明け前」について. 「文学界」編輯後記14. 文学者の思想と実生活. 詩の問題. 青野季吉「文芸と社会」. 現代の学生層. 石川達三「豺狼」. 小説のリアリティ. 若き文学者の教養. 失敗. 「文学界」編輯後記15. トルストイの「芸術とは何か」. ノイフェルト「ドストエフスキイの精神分析」. 谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」. 武田麟太郎「市井事」. 石坂洋次郎の「麦死なず」. 短篇小説. 現代詩について. 青年論是非. 芥川賞寸感. 山. 言語の問題. アンドレ・ジイドの人及び作品. 文芸月評13. J・M・マリィ「ドストエフスキイ」1. 蔦温泉. 「中央公論」九月号. ヒュウマニズム論. 新人への批評賞. 演劇について. 林房雄「浪曼主義のために」. 同人通信. リヴィエルの「ランボオ」. 「改造」十一月号. 「罪と罰」を見る. 川上喜久子「滅亡の門」. 「改造」十二月号. 文学の伝統性と近代性. 吉屋信子「女の友情」. 白鳥と秀雄 平野謙著.

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